その時は突然にやってきました。
何かとトラブルに見舞われている我が家のヴェイパラックスM320に新たな問題が。
ヴィンテージで古いものなのでしょうがないことですし、こうやってひとつずつ新しい知識を得られるのもキャンプの醍醐味と思っています。
まぁ実際はちゃんとメンテナンスしていなかったのが原因なんですけど。
トップフードが外れない!?
ある時のキャンプでいつものようにプレヒート用のアルコールを注ぐためトップフードを外そうとした時のこと。普段はスポッと外れるハズのトップフードが固くて全く外れませんでした。
「!?」
異変を感じつつもその日は暗くてよく見えなかったこともあり、点灯を諦めてそのままにしておきました。
ヴァポライザーの膨張が原因
自宅に帰ってから詳しく見てもしばらくは何が原因かわかりませんでした。
とりあえず分解できる範囲でバラしてみようと3つの丸型ボタンを外してトップフードを取り外し、さらにバーナーも外してよくよく観察してみると、、。
「ヴァポライザーが変な形になってる!?」
そう言えば、固くて外れなくなった前日の点灯の時、ポンピングがやたら固く明るさもイマイチだったのを思い出しました。
もしやヴァポライザーがススで詰まって寿命が来て、それでも無理矢理使ったことで破裂したのでは!?
マントルサポートを交換
ヴァポライザーは交換用のパーツがあるけど、このバーナーとくっついてるパーツはどうすればいいの?と途方にくれながら検索してみたら、売ってました。
パーツの名前はマントルサポートと言うようで、普通にファロスストアで販売されていました。
ランタン専門店「ランタンズ」さんの商品ページの説明には「ヴァポライザーが劣化した時に膨張することがある」と書かれていてこのパーツが単体で売られていることから察するに、今回のこの症状はわりと発生する類のもののようです。
届いたマントルサポートはバーナーにねじ込んで元通り。
続いての問題はこのアルコールを入れる予熱カップ。
上からも下からも外れないんですけど、、。
しょうがないので考えた末にヴァポライザーをカットすることにしました。
真夏の炎天下に屋外で15分ほど糸ノコで頑張りました。
見るも無残なヴァポライザーの姿。
無事に予熱カップの救出に成功しました。
ヴァポライザーを交換
ヴァポライザーは詰まった時のために買い置きしておいた予備が1本ありました。
パーツが傷まないようにゴム製のシートで包んでからプライヤーでジェットクリーナーにねじ込みます。
最後は、マントルを付けてバーナーを取り付けたトップフードを被せて完了です。
ヴァポライザーも安くはないので、次からは台湾製のクリーニングできるヴァポライザーの導入を検討中です。
ちなみに我が家は最初は純正のマントルを使っていて、今は大王マントルを使っています。
純正のマントルに比べて大王マントルは暖色系の優しい灯りです。
しかも価格は半分以下と断然お得。
定期メンテナンスか早めの交換を
点灯テストをしてみたところ、ポンピングの感触も良くなり、明るさを取り戻しました。
今後は定期的にヴァポライザーをクリーニングするか、使用時間を考慮しながら100時間を目安に適切なタイミングで交換するかのいずれかが必要ということが身に染みてわかりました。
ズボラキャンパーの模索の旅は続く。
ではまた。
Have a good camp.
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