一台三役なROOT CO.のソーラー充電式LEDランタン「HEX-SoLa(へクス-ソラ)」

ROOT CO. HEX-SoLa

 「ROOT CO.」と言えば、デザイン性が高く衝撃にも強いモバイルケースや、リール付きのカラビナなど、主にモバイル周りのギアで知られた人気のブランド。現に私自身、iPhoneケースやマグリールなど、モバイル周りは「ROOT CO.」一色です。

 そんな「ROOT CO.」から新たにリリースされたギアは、なんとLEDランタン!「ROOT CO.」初となるLEDランタンの実力は果たしてどうなのか、実際にキャンプで使って確かめてみました。

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HEX-SoLaの3つの主な機能

ROOT CO. HEX-SoLa

 そのLEDランタンというのが、こちらの「HEX-SoLa(へクス-ソラ)」。他のギア同様に、ガジェット感満載のパッケージが男心をくすぐります(もちろん女性でもOKです)。価格は税込9,680円。

 まず、基本的なスペックをザッとチェックしていきます。

ROOT CO. HEX-SoLa

 パッと見て特徴的なのが、六角形の本体。六面のうち三面がライトになっていて、120個のLEDチップが埋め込まれています。平面ではなく三方向に光が向いているため、広範囲を効率よく照らすことができます。

 照度:15・100・500・1000・1500(ルーメン)

 色温度:暖色・白色・混合色

 明るさは15〜1500ルーメンまでの5段階で調節でき、最小だと400時間、最大でも4時間点灯します。MAXで一晩通しで使うことはできませんが、料理の時など明るさが必要な時はMAXの1500ルーメンにして、夕食後のしっぽりタイムなどは500〜1000ルーメンに切り替えれば、1泊キャンプを通しで使うことができるので便利ですね。

 LEDランタンと言えばお約束になりつつある、三色の調光機能もしっかり付いています。

ROOT CO. HEX-SoLa

 大きさの参考に、iPhoneと並べてみました。

 本体サイズ:H50×W115×D60(mm)

 重量:約300g

 人気の超小型ランタン、ゴールゼロやレッドレンザーよりは若干大きいですが、手のひらサイズで片手で簡単に持つことができ、軽いのでバッグなどにぶら下げておいても邪魔になりません。ちなみにコンパクトさでは一歩劣りますが、明るさは「HEX-SoLa」の方が断然上回ってますからね。

ROOT CO. HEX-SoLa

 色々な使い方ができるケースが付属しています。このあたりのギミックの面白さに、ROOT CO.らしさを感じます。

ROOT CO. HEX-SoLa

 まずは中にランタンを収納してみました。ロゴのエンボス加工がおしゃれです。そのままポイッとコンテナなどに入れてしまいがちなLEDランタン。ケースがあれば、ガチャガチャと他のものとぶつかって傷が付くのを防いでくれます。

ROOT CO. HEX-SoLa

 そして、ランタンを吊り下げる時のバンドとしても使うことができます。横にして吊り下げると、三面のLEDの効果が最大限に発揮されますね。他にも手で持つ時のストラップになったり、いくつかの使い方ができます。

ランタンとして

ROOT CO. HEX-SoLa

 三役のうちの1つはもちろん「ランタンとして使う」で、明るさは充分メインのランタンにもなるレベル。

ROOT CO. HEX-SoLa

 両側に吊り下げ用のループが付いているので、カラビナなどを取り付け、テントのフックに掛けることができます。吊り下げるばかりでなく、立ててテーブルランタンのように使うというのも、もちろんアリですね。

ライトとして

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 そして、2つ目の役割はライト。側面に200ルーメンのライトが付いています。

ROOT CO. HEX-SoLa

 日が暮れて暗くなったキャンプ場で、トイレや水場などに行く時のライトとして充分な明るさ。サイズもコンパクトなので、小さい子でも簡単に持ち運べます。カラビナやマグリールを取り付けておけば、ランタンとして使いながら、トイレに行く時はサッと外してライトに、といった使い方ができて便利ですね。

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 ライトの反対側の側面にスイッチ類が配置されていて、「ランタンのON/OFF」「ライトのON/OFF」「明るさ調節」「調光」の全ての操作をここでおこなうことができます。

モバイルバッテリーとして

ROOT CO. HEX-SoLa

 3つ目の役割は、モバイルバッテリーです。容量は8400mAhで、iPhoneを約1.5回充電することができます。今どきはキャンプと言えども電子機器の出番も多く、何かと電力を消費するので、イザという時に給電できるのは便利ですよね。

明るさと色温度の比較

ROOT CO. HEX-SoLa

 15(最弱)・500(中間)・1500(最大)の3段階の明るさを比べてみました。カメラの設定はマニュアルで同じにしてあるので、わりと実際の光り方に近いと思います。

 15はほんのり程度なので、夜間にセキュリティのために点けっぱなしにするレベル。焚き火中などの補助灯として500ぐらい、何かしら作業をする時はやはり最大の1500ぐらいの明るさは欲しいですね。

ROOT CO. HEX-SoLa

 そしてこちらの写真が色温度の違い。左が白色、右が暖色モードです。バキっと明るくしたい時は白色でもいいですが、個人的には暖色の方が虫も寄りづらく自然に馴染むので好みです。

他にもこんな機能が

ROOT CO. HEX-SoLa

 ここまででも充分「使えるヤツ」というのがお分かりいただけたと思いますが、他にも補助的ではありますが優れた点があるので紹介しておきます。

ソーラーチャージで充電できる

ROOT CO. HEX-SoLa

 LEDチップが埋め込まれている三面の反対側の三面はソーラーチャージャーになっていて、太陽光で充電することができます。ただ、ソーラー充電では満充電にすることはできず、短時間では実用的な電力量にはならないので、あくまでも補助的なものとして捉えておいた方が良さそうです。とは言え、他に給電方法が無い緊急の時に、多少でもソーラーチャージできるのは何かしら役に立つことはありそうです。

 基本的にはキャンプに行く前に、USBで充電しておくことをおすすめします。6〜7時間で満充電になるので、出発前日の寝る前に充電を始めれば、翌朝には満タンになっていますね。

高い防塵防水性能

ROOT CO. HEX-SoLa

 「HEX-SoLa」の防塵防水性能はIP65。防塵性能はMAXなので、完全に埃を防いでくれます。防水は、水没だと防ぎ切れないけど、あまり強い水流じゃなければ普通に水がかかる分には大丈夫、というレベルです。キャンプでちょっと雨に当たるぐらいではどうってことない、ということです。

 アウトドアで使うのを前提としている以上、ここらへんの機能はあると助かりますね。

ROOT CO.初のLEDランタンは万能な主役級のランタンだった

ROOT CO. HEX-SoLa

 LEDランタンは今や当たり前の存在になっていて、ラインナップもとても多いのでどれを選んだら良いか迷ってしまいますよね。そんな中で登場したこのROOT CO.の「HEX-SoLa」は、明るさ、点灯時間のバランスが良い上にコンパクト、さらに用途も幅広い万能なLEDランタンだと感じました。

 明るさ重視のメインのLEDランタンとして使うも良し、照度を下げて雰囲気重視で使うも良し、場面によってお好みの使い方で楽しんでみてください。

ではまた。

Have a good camp.

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