プラドのトランクを二層にして、キャンプ道具を積載しやすくしてみた

我が家の95プラドは、三列目シートを外して、なおかつルーフキャリアも取り付けてあるので、積載量的には足りています。

通常使うものは問題なく積み込むことができます。

ただ、積み込みやすさという点ではまだ改善の余地が感じられたので、スペースを上下に二層化してみることにしました。

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なぜ二層化しようと思ったか

まずは、何も積んでいない状態の95プラドのトランクです。

高さもあり、けっこう広々しています。

ただ、このタイヤハウス付近は平らじゃないので、コンテナなどの箱系のものは置けず、マット系を積み上げるという積み方に限られます。

ご覧の通り、入ることは入るんですけどね。

高く積むとカーブや右左折時に荷がズレて、たまに鋭利なものが窓のフィルムを傷つけたりしてヘコみます。

あと、途中で何か取り出したいと思ったときに、それが下の方のコンテナに入っていたりすると、かなり絶望的です。

そういった課題を解決してより積載しやすくするためには、上段と下段の二層に分けるのが有効な方法です。

二層化のために必要なもの

方法は色々あると思いますが、私はイレクターパイプを使う方法にしました。

この方法はキャンプ繋がりで知り合った、積載の巧さに思わず見惚れてしまう、@ameo_gram氏から伝授してもらいました。

隙間無く積載している写真はとても参考になるので、ぜひ一度インスタの投稿をご覧になってください。

揃えたパーツ

こちらが用意したパーツです。

パイプは90cmを7本、30cmを4本。

YAZAKI イレクターパイプ 900mm ブラック
YAZAKI イレクターパイプ

4種類のジョイントと。

(型番は「J-4」「J-5」「J-7C」「J-46」です。)

接着剤。

コンパネとビス。

今回は使いませんでしたが、パイプをカットするためのカッターもあります。

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かかった金額

けっこう大掛かりなものを作るように感じますが、一つ一つのパーツが安いため、それほど金額はかかりません。

かかった費用を表にまとめてみました。

商品名単価数量合計金額
90cmパイプ¥3657¥2,555
30cmパイプ¥1304¥520
L字コーナージョイント(J-5)¥1304¥520
3本コーナージョイント(J-4)¥1814¥724
T字ジョイント(J-7C)¥1522¥304
天板ジョイント(J-46)¥696¥414
接着剤¥3341¥334
ネジ¥1101¥110
1800×900コンパネ¥1,1331¥1,133
¥6,614

今回はデフォルトのサイズでちょうど収まり、カットが不要だったので、そのおかげでより安価に収まりました。

カッターが4千円弱と、そこそこするんですよね。

今回用意した材料は、あくまでも我が家の95プラドのためのものなので、必要な材料はもちろん車種によって異なることをご理解ください。

仕切り棚の作り方

では、棚の作り方を説明します。

イレクターパイプで骨組みを作る

まず、天板を載せるための骨組みをイレクターパイプで作っていきます。

パイプにジョイントをはめて仮組みします。

こんな感じで組んでみました。

まだ接着していないので、引っ張ったりすると外れてしまいます。

おおよそいい感じの寸法かなぁ、と思ってはいたんですが、仮組みでセットしてみたら、想像以上にジャストフィット!

実はこの段階に至るまでは、これで合わなければカッターを買わないとな〜、と思っていたんですが、買わずに済むことになったので助かりました。

(天板の対荷重が不安だったので、組み上げる前に手前の上部にも一本パイプを追加しました。)

仮組みで問題無かったので、接着していきます。

一度接着すると分解するのはかなりの手間なので、しっかり確認しておいた方がいいでしょう。

接着剤をスポイトでジョイントの隙間に流し込んでいき、そのまま放置して乾かします。

仕切り板を作る

トランクの内寸をおおよそで測って、カットする線を引きます。

奥行はコンパネのデフォルトのままで910mm。

幅は広いところが1,380mm、狭い方(間口)を1,000mmにしてあります。

間口からの傾斜部分の奥行は250mm(結果的に200mmでも良かったかも)です。

ノコギリでもいいですが、私は電動ノコギリのジグソーを借りてカットしました。

その方が狙った通りにカットできるんじゃないかと。

丸ノコがあればなお良いですね。

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寸法通りにカットした状態だとトランクに入らなかったので、真ん中で半分にカット。

コンパネの端のささくれや表面の毛羽立ちをサンダで落としていきます。

まぁここはやってもやらなくてもいいですが、板のささくれでテントのケースが破れたりしたら嫌なので。

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滑り止めを兼ねて、薄手の布地のマットでも貼り付けようかと思いましたが、それは使ってみて必要であれば後で追加実装することにします。

仕上げにパイプに固定するためのジョイントを取り付けます。

仮置きして取り付け位置に印を付けて。

ビスで留めていきます。

天板が出来あがりました。

仕上がりの状態

完成した骨組みと天板をトランクにセットしてみました。

正面から見た図。

骨組みは手前ギリギリまで来ているので、前後にはほぼズレません。

天板の斜め部分は少し隙間が開きましたが、まぁヨシとしましょう。

これでタイヤハウスの上にも箱系のものを置くことができるようになりました。

天板は骨組みにガッチリ固定されています。

二層化後の積載

実際によくキャンプで使うものを積み込んでみました。

これまで一番下に置いていた、コンテナなどの重い箱系は上段に置いています。

面積が広くなったので、余裕を持って深く考えずに、大きなものを並べて置くことができるようになりました。

シェルコン25の後ろにはレインボーストーブが入っているんですが、高さがあるものも問題なく収まっています。

一応、収まるようにちゃんと計算しておいたので。

マットやチェア・ベンチなどの、形が不安定で上に積んだり立てたりしていたものを、一部下段に寝かせて差し込みに変更。

上の方の不安定さが軽減されました。

積み込みやすくなり積載量もアップ

床面積が増えたことで広く置けるようになったこと、形が安定しないものだけをまとめて突っ込む専用スペースを設けたことにより、積む順番だったり、位置をあまり考えずに入れられるようになったので、断然積みやすくなりました。

大型のSUVやワンボックスなど、荷室に高さがある車種であれば、この方法により積載の手間を削減することができそうです。

ではまた。

Have a good camp.

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