自宅で次のキャンプに向けてコンテナの整理やギアの確認をしていた時に、パンパンになったコンテナを見て思いました。
このままでは、コンテナをもうひとつ増やさないといけなくなってしまう、、。
荷物が増えるとその分だけキャンプでの負担も増してしまうため、できればコンテナを増設したくなかった私は、ある方法を試してみることにしました。
予備のガスはけっこうかさばる
コンテナの中には、毎回使うもの、たまに使うものなど色々入ってますが、予備のガスはほぼ使わないのに念のため持っていくという割に合わないものでした。
我が家のガス器具
我が家のスタメンガス器具は4つあります。
・プリムス トゥピケ
・コールマン ルミエールランタン
・スノーピーク ギガパワーランタン天
・イワタニ カセットガスジュニアコンパクトバーナー
見事に別メーカーですね。(^^;;
基本は、それぞれ1缶ずつ常備しています。
全部の予備を持ったらどうなることやら、、。
ガスの予備が要らなくなる方法
運搬の負担を考えるとできれば持って行きたくない予備のガス缶を、持っていかずに済む方法があります。
満タンなら予備は不要
予備はいつも持っていくわけではなく、キャンプに行く前に缶を持ったり振ったりして残量を確かめて、そろそろかなぁという時に持っていきます。
意外と無くならなかったりして、予備を2回持っていかなければいけない時もあります。。
であれば、その状況を作らなければ予備は要らないということになります。
減ってきたなぁと思ったら、補充をして増やしておけば済む、ということです。
ガスを移し替える器具
こちらがガスを移し替えるための器具です。
アマゾンで1,890円で購入しました。
構造はシンプルですが、そこそこのお値段ですね。
ガスを移し替える手順
では実際に移し替えをやってみます。
OD缶からOD缶へ
ガス缶のキャップを外して、器具をねじ込みます。
反対側にも同じようにガス缶を取り付けてしっかりと締めます。
ガスを扱うので、一応安全のために屋外でやりました。
ねじ込む時に迅速にやらないと、少しガスが漏れてしまいます。
上から下に向かって移し替えるので、送り側を上に、受け側を下に置きます。
器具の真ん中にある栓を緩めると、移し替えが始まります。
シューっという音が鳴りますが、どのぐらい入ったかは見た目ではわかりません。(^^;;
アマゾンのレビューによると上の缶をレンジでチンした濡れタオルで温めたりするとスムーズに残すことなく移し替えできるとありました。
また、満タンにするとガスが吹き出して危険なため、購入時の量を目安にすると良いようです。
購入時の重量を測り、その重さを目安にして移し替えるという方法が推奨されています。
移し替えの結果
実証のために、新品からほぼ使い切った缶に移すというあまり意味のないことをやってみました。(^^;;
左が新品、右がほぼ空です。
今回はガスが引っ越すのを確認するのが目的なのであえて中途半端なところで止めてみました。
どちらも合計532gです。
見事に無駄なく引っ越しできました。
CB缶からOD缶もできます
ガスの移し替えはCB缶からOD缶へもできますが、CB缶は接続部分の構造が異なるため同じ器具を使うことはできないようです。
OD缶よりCB缶の方が安いので、ガス器具はOD缶対応だけど、ガス代を安く抑えたい場合に有効な手段です。
ただ、ガスの性能が下がるので寒冷地での使用などに支障をきたす恐れがあります。
他メーカーのガスの使用、ガスの移し替えは自己責任で安全に気をつけながらおこないましょう。
スペース削減&お財布にも優しい
こうすればガスの予備を持たなくて済むので、その分コンテナに余裕ができ、持ち運ぶガス缶も少なくなるため、運搬がラクになりますね。
また、大型の500缶は小型の110缶と比べて割安なので、500缶を買って110缶に移し替えて使えば、ガス代の節約にもなります。
例えばスノーピークのリトルランプノクターンによく使われるギガパワーガス110イソ(110g)は定価が320円です。
500イソ(450g)は600円です。
500イソの価格で110イソは半分以下の容量の約2個分しか買えません。
ちょっと手間はかかりますが、断然500缶を買う方がお得ですね。
500イソを3本分補充すれば、器具代の元が取れます。
ではまた。
Have a good camp.
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