クッカーを活用するためにユニフレームのツインバーナーを導入してみた

 

キャンプ飯に向けて調理器具は充実してきたものの、小型のシングルバーナーひとつではどうにもこうにもなりません。

バーナーを追加するにあたって、せっかくなので色々と妄想を楽しみつつ、使用シーンを想定してみました。

 

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シングルバーナーを追加するか

出典:SOTO

 

シングルバーナーってバリエーションが多すぎて、次から次へと目移りしてしまいますよね。(^^;;

OD缶直付けタイプ、CB缶横付けタイプ、分離型など。

色々な種類を揃えたくなってしまいます。

 

構造上、シングルバーナーは物によって、使用できるクッカーや調理器具に制限がありますが、シングルバーナー用のスタンドを使えばその点は解消されます。

複数のバーナーをまたいで使えるものや、高さ調節できるスタンドもあるので、色々と同時に調理する場合でも対応できます。

 

出典:UNIFLAME

 

アレコレ別々にセットしてキッチンを仕上げるのって、個人的にはすごく男臭さやアウトドアっぽさを感じてしまいます。

 

シングルバーナーだと使う時に出して、終わったら片付けることができるので、スッキリ整頓もできそうです。

常設しない分、テーブルや台の上にバーナーを展開するので、そのためのスペースが必要になります。

ダイニングテーブルで鍋をする時のようなイメージでしょうか。

 

ツーバーナーを攻めるか

出典:SOTO

 

ツーバーナーは、便利な反面、常設のキッチンを作るようなイメージで、雰囲気的に一気に生活感が出てしまうんじゃないかな、という理由であまり好みではありませんでした。

スタンディング感がありますし。

とは言え確実に理にかなっています。

 

鍋の制限が少なく、家庭用のコンロっぽくて使い勝手が良く、2口ある、など。

妻の意見は断然というか、そもそも最初のシングルバーナーを買う前からコレでした。

え?ツーバーナーじゃないの?みたいな。

 

料理をメインで楽しみたい、腕をふるいたい、ぐらいの意気込みがあるならば、調理スペースの機能性や余裕の面でも、バーナーを含めしっかりキッチンを作った方が良いと思います。

 

雰囲気を取るか、利便性を取るか、、、迷うところです。

 

ユニフレーム / ツインバーナー US-1900

 

そして決めたのはこちら、ユニフレームのツインバーナーです。

珍しく利便性を優先しました。

 

税込21,600円

ちょっとお高め。

燃料はCB缶のガスバーナーです。

 

収納時のサイズは幅54cm奥行32.5cm高さ11.5cmで、重さは3.9kgと軽量です。

 

レギュラーガスで3,000kcal/h×2の使用時間55分、プレミアムガスで3,900kcal/h×2の使用時間45分です。

ちょっと燃費が悪いですかね。

 

独自の特徴としては、パワーブースターという機能があります。

バーナーの熱をボンベに伝えて温めることで、燃料の液化を防ぎ、安定した出力を保てるんですって。

 

男らしさ満点のメタリックな外観です。

とてもキャンプ道具とは思えませんね。

アタッシュケースか何かでしょうか。。

 

ご開帳。

収納時は左右の風防が折り畳まれているので、開いてセットします。

フタは取り外すことができるので、大きい鍋を載せる時でも邪魔になりません。

こうやって足を広げて直置きすれば、実はロースタイルにも馴染むんですね。

 

上からの図。

波型のゴトクが載っています。

耐荷重は一口あたり15kgです。

重いダッチオーブンでも載りますね。

 

ゴトクを取り外してみました。

取り外しできるのでキレイに掃除ができます。

底面は手前側に向けて傾斜していて、吹きこぼれなどが集まるようになっています。

細やかな配慮ですね。

 

フロントパネルです。

下に見えているブロンズの部分がパワーブースターです。

ここにCB缶を装着して使います。

差し込み口とCB缶の溝を合わせて、グッと押し込めばガッチャンとはまるので、あとは栓を開いてカチッとやるだけです。

あっという間に使えます。

なんだかとても便利です。

 

鍋を載せるとこんな感じ。

なんかファミリーキャンプっぽくなってきたな。

 

ユニフレーム / ツインバーナー

 

手持ちのジュニアコンパクトバーナーはコーヒー専用にしようかな。

 

ツーバーナーの主要ラインナップ

SOTO / ハイパワーツーバーナー

SOTOのツーバーナーの特徴は燃料の供給方法にあります。

通常はひとつのコンロに対してひとつのガス缶という構造になっていますが、SOTOのツーバーナーは、二本のCB缶のガスが一度集結し、それぞれのバーナーへ燃料が供給される「ガスシンクロナスシステム」という珍しい方法を採用しています。

この方法により安定した火力が維持されるそうです。

 

火力はレギュラーガス使用時で、3,200kcal/h×2で、使用時間は2.5時間です。

重量は5.1kgと少々重め。

メーカー推奨価格は18,000円ですが、市場価格は13,000円前後です。

 

SOTOとユニフレームは、共に燃料がCB缶で、手持ちの他のガス系ギアと燃料を使い回せることもあり、どちらにするか迷いました。

最終的にはフィールドラックとの相性を考慮してユニフレームに軍配が上がりましたが、性能面では若干SOTOに分があるように思います。

 

SOTO / レギュレーター2バーナー GRID

2018年にリリースされたSOTOのコンパクトな新型2バーナー。

ガス缶を縦ではなく横にセットできるので、スタンドが不要で設置しやすいという特徴があります。

レギュレーター機能により、気温が低くても安定した火力を保てます。

税込25,920円となかなかのお値段。

 

コールマン / パワーハウスLPツーバーナーストーブⅡ

コールマンのLPガス燃料を使ったツーバーナー。

3,500kcal/h×2で1.5〜3時間使用できます。(470g缶使用時)

本体の価格は12,744円とリーズナブルです。

グリーンとレッドの基本カラーの他に最近売り出し中のILシリーズなど限定バージョンが色々あります。

重量は4.2kgで、収納時は厚さ7cmと薄くコンパクトになります。

かわいらしくクラシックな印象ですね。

デザイン的には好きですが、燃料を個別に準備することになるので、そこは避けたいところでした。

 

スノーピーク / ギガパワーツーバーナー スタンダード

スノーピークのツーバーナーは燃料がOD缶なので、CB缶に比べてパワーがあり、気温が低くても安定した火力を発揮できます。

その代わり価格がモンスター級です。

税込36,504円。。

CB缶とOD缶の違いについては下記の投稿をご覧ください。

湯沸かし、軽食向けコンパクトなキャンプ用シングルバーナー比較
今日のお題はバーナー、そう、失礼ながら、私が不要と思っていたバーナー様です。 以前、焚き火の記事で、火は焚き火だけで事足りると思っていた、と申し上げましたが、、、なんと傲慢だったことでしょう。 ある時、朝に飲むコ...

 

ツーバーナーの必要性

料理を簡単に済ませてしまえるソロキャンプであればバーナー無しやシングルバーナーで済ませることもできますが、なんだかんだ何品か料理をすることになるファミリーキャンプの場合、家庭に近い感じで気軽に調理できるツーバーナーは予想以上に活躍してくれます。

 

ではまた。

Have a good camp.

 

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