定番のアウトドア料理と言えば、最初に思い浮かぶのはやはり、BBQですね。
好きなものを焼いて食べる。
我が家では、最初のうちは網を使って炭火で肉を焼いていましたが、徐々に鉄板を使うようになってきました。
なぜそうなったのか、鉄板を使う理由や鉄板の扱い方を紹介します。
鉄板で肉を焼く理由
ではまず、鉄板を使うようになった理由から。
失敗しにくい
網で肉を焼くと、肉から垂れた脂が炭火に引火し、豪炎に包まれることがあります。
取り出してみたら、まぁ黒コゲ、、。
鉄板だと肉にまんべんなく火が通り、焼き加減のコントロールがしやすくなります。
道具が少なくて済む
網で調理をする場合、炭火を使うのが一般的。
ただでさえ道具が多いのに、肉を焼くためだけにグリルや炭、チャコスタなどを持っていくのは負担になります。
我が家の場合、焚き火にロストルなどで置き場を作り、鉄板で調理します。
そうすれば、持っていくのは焚き火セットだけで済むので荷物を軽減できます。
後片付けがラク
BBQは網でもできますが、網で焼いた後の焦げ付きや油汚れを綺麗に落とすのはなかなか大変です。
元のようなキレイな状態に戻すにはかなりの労力が伴います。
鉄板(特に凹凸の無い平らな鉄板)であれば、火にかけたまま水をかけて沸騰してからスクレーパーなどで擦ると、頑固な焦げ付きもサッと取れて、あっという間に元通り。
仕上げにキッチンペーパーで軽く拭けば、そのまま洗うことなく次も使えます。
シーズニングと保管方法
鉄製品を使うにあたり、錆びたり焦げ付きにくくするために、まず最初にシーズニングという処理をします。
鉄板を火にかけ、油を敷きます。
油を全面に伸ばします。
15分ぐらい続けて水気を飛ばします。
水気があるとそれだけで錆びちゃいますからね。
そしてくず野菜などを焼きます。
ま、要は慣らしってことですね。
新しい鉄板はくっつきやすいので、何度か火にかけて、使ってこなれた感じにする必要があります。
使った後もシーズニングと同じように、水気を飛ばし、少し油分を纏った状態で保管しておけば、錆を防ぐことができます。
肉焼きにおすすめのテッパン・フライパン
実際に我が家が肉を焼くのに使っている鉄板や、おすすめの鉄板・フライパンを紹介します。
薄い鉄板だと、熱で反ってしまったり、熱が均一にならずに焼きムラができたりするので、ある程度の厚みがあるものをおすすめします。
あとはやはり、お手入れのしやすさを考えて平らであることと、直接たき火で調理するのに合う雰囲気のものがいいですね。
ヨコザワテッパン
最初に使い始めたのはヨコザワテッパンという、言ってしまえばただの鉄板。
シングルバーナーに載せて使うことができます。
A5サイズでコンパクトなので持ち運びに便利。
サイズが小さく、グルキャンだと複数回に分けて焼かないといけない、フチがなく肉の脂がテーブルに落ちまくる、という理由で徐々に出番が減るハメに。
SOTO ステンレスダッチオーブン10インチハーフの蓋
ヨコザワテッパンに代わってスタメンになりつつあるのがこちら。
大きさがあり、ステーキ2〜3枚を同時に焼くことができます。
ステンレス製で錆に強いのもありがたい。
ペトロマックス ファイヤーボウル
友人が所有していて、グルキャンの時によく使います。
48cmのサイズに焚き火をして、その上に38cmのサイズを載せて肉を焼く、というのが定番のスタイル。
サイズが大きいため肉焼きだけでなく、焼きそばなど色々な料理に使えます。
足を外してロストルの上に載せて使うなども可。
オレゴニアンキャンパー アイアンプレートスクエア160
ヨコザワテッパンと同じく、ソロ志向な小型の鉄板。
ミニマルスタイルでも鉄板は欠かせない、という場合におすすめです。
ロッジ ダブルリバーシブルグリドル
スキレットが知られているロッジの大きめな鉄板。
フラットな面と綺麗な焼き目をつけられる波状になった両面仕様。
ロッジ ラウンドグリドル
スキレットのフチをなくしたような、ラウンド型の鉄板。
フライパンに近い作りなので、炒め料理もできます。
ターク クラシックフライパン
ドイツのメーカーTurkの、つなぎ目がない一体成形のクラシカルなフライパン。
厚みがあるため、重量は重め。
使い込むほどに味が出る、大人な雰囲気の逸品です。
ペトロマックス シュミーデアイゼン
焚き火台やランタンで知られたペトロマックスは、フライパンも出しています。
形はTurkのフライパンに似ています。
ブッシュクラフト たき火フライパン
自然の枝を柄として使うことができる、まさにブッシュクラフトな志向のフライパン。
鉄板で美味しく手軽に肉を焼こう!
焼肉はお店で食べても美味しいですが、外で食べるとさらに格別!
鉄板の扱い方を知り、準備や後片付けの手間をうまく省いて、快適なBBQを楽しみましょう!
ではまた。
Have a good camp.
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