虫が多い季節のキャンプでも安眠できるポップアップシェルターテント

夏のキャンプ、耳元に聞こえてくる蚊の音に眠りを妨げられたことはありませんか?

そんな虫が多い季節のキャンプで役に立つのが、メッシュタイプのシェルター。

設営が簡単でソロでの使い勝手が良いと評判の、アルパインデザインのメッシュシェルターをレビューします。

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ポップアップシェルターテントⅡ

アルパインデザインは、ショッピングセンターでよく見かけるアウトドアショップ・スポーツオーソリティーのプライベートブランド。

アルパインデザインのメッシュシェルターと言えば、王道なのはポップアップメッシュシェルターというモデル。

価格は税込4,389円と安いし、必要なのはメッシュのシェルターなので、これで充分なはず。

ですが、今回紹介するのはそれではなく、私が選んだのは価格が倍以上の税込10,989円もする、こちらのポップアップシェルターテントの方です。

なぜわざわざ高いお金を払ってまでこっちなのかと言うと、メッシュシェルターはサイズが小さく、私の体格には合わないからなんです。

メッシュシェルターの全長は203cmで、実際に使っている人の感想を聞くと、身長170cmでも脚がメッシュに接触してしまうとか。

私の身長は180cmなので、膝を曲げて寝ないといけなくなってしまいます。

せっかく伸び伸びと開放的な気分で寝たいのに、脚を伸ばせないなんて耐えられません。

シェルターテントの全長は236cm。30cm以上も長いので、余裕を持って横になれます。

収納状態は直径68cmで、薄くはなりますが、コンパクトというほどではありません。

もっと気になるのは重さで、2.6kgもあります。

重くて登山等には不向きなので、オートキャンプでの使用をおすすめします。

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実物を隅々まで見てみた

では実際にメッシュシェルターより一回り大きいシェルターテントの細部の様子を見てみましょう。

内容物は、メッシュインナー・フライシート・グラスファイバー製ポール1本・ペグ12本です。

メッシュインナー

こちらが主役のメッシュインナー。

言うまでもなく、ポップアップなので設営はとても簡単。

ご覧のように、ポイっと投げるだけで自立します。

置いただけだとポールが剃って両端が浮いています。

テンションもイマイチ。

まぁこの状態でも使えないことはないけど、という感じです。

ボトムの底にベルトが付いていて、コットに固定すると安定します。

ポールを付けてみました。

テンションがしっかりかかり、空間的に余裕が生まれました。

付けた方が、使い心地は良さそうです。

ボトムの生地について商品説明では触れられていないのですが、見た感じフライシートと同じ生地のようです。

同じであれば耐水圧は1500mmとのことで、厚さは書いてませんが、目測70デニールぐらいでしょうか。

サイドが少し立ち上がっているのは、跳ねた雨水が中に入るのを防いでくれるのでありがたい。

コットの上で使う分には不要ですが、地面に直置きの場合、下にシートを敷いた方が良さそうです。

細部の縫製はあまり丁寧ではありません。

価格相応という感じです。

衣類もそうですが、品質の善し悪しの違いは縫製でわかるので、気になる方はチェックしてみてください。

前後左右対象で両面開口できるのは、さりげなく便利なポイント。

設置する時に、傾斜やテントの出入り口の向きなどを気にしなくて済むので助かります。

メッシュはちょっと固めの生地ですが、目の細かさは問題なさそうです。

頭側と足側にポケットが1つずつ。

シュラフの収納袋を入れておいたり、寝る前にiPhoneを突っ込んだり、ちょこちょこ使うんですよね。

ランタンを吊り下げるためのフック。

小さいLEDランタンを吊り下げるのに役立ちます。

ランタンを吊り下げれば、中で読書もできます。

私が使う予定が、安眠したい妻に取られてしまいました、、。

ポケットには缶チューハイが入ってますね、、。

そういう使い方もできるみたいです。

ポップアップテントはたたみ方で戸惑う人が多いようですが、慣れれば簡単、5秒でできちゃいます。

ケースにたたみ方が書いてあるので、わからなくなったら確認を。

フライシート

メッシュインナーが目的なので使う予定はありませんが、オートキャンプで寝るだけのソロテントとして使えます。

フライシートを被せて張ってみました。

フライシートを被せる場合は、床置き前提です。

ドアをオープンしてみました。

前後共開けることができます。

若干ですが、前室がありますね。

短めのアップライトポールで跳ね上げもできます。

ただこれ、ファスナーを全開するとインナーの上に差し掛かってしまうため、雨が降っていると出入りの時にインナーの中にまで雨が入ってしまいそうなんですよね。

私の場合、夏のコット寝用に買ったのでフライシートとペグは、重量軽減のために家に置きっぱなしになりそうです。

コット寝に使ってみた感想

実際に我が家で普段使っている、ヘリノックスのコットホームコンバーチブルにセットしてキャンプで使ってみました。

コットよりだいぶ長くハミ出しています。

サーマレストのマット、Zライトソルを入れるとこんな感じ、余裕です。

夏場のコット寝ならマット無しでタオルを敷くなどで充分ですね。

足先もメッシュに触れることなく収まっています。

幅も余裕があります、ピンボケしてますけどね。

高さ80cmなので、大人だと座るのはちょっと厳しめ。

春から秋のコット寝に欠かせないメッシュテント

ソロで出撃する時は、インナーテントを使わずに土間にコットで寝る、ということがよくあります。

ただ、暖かい季節の場合、インナーが無いと虫が寄ってきて落ち着いて眠れません。

そんなシチュエーションの時にこのポップアップシェルターテントを使えば、虫に邪魔されることなくぐっすりと眠ることができますね。

ちなみに、私がわざわざ高い方の「ポップアップシェルターテント」にしたのは、身長的にサイズが合わないからです。

身長170cmぐらいまでで、インナーだけでいいということであれば、「ポップアップメッシュシェルター」の方で充分なので、そちらをおすすめします。

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ではまた。

Have a good camp.

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