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昨年末の発表以来、リリースまで随分と間が空きましたが、約一年弱経ってやっと日本で発売されたヘリノックスのVタープ。
予約していた方は、まだかまだかと首を長くして待っていたことでしょう。
私の個人的な見立てでは、ネクストヘキサライト6Pとの呼び声が高いシェルターです。(勝手に思ってるだけですが)
ヘリノックス Tac Vタープ 4.0ってどんな幕?
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幅400cm×奥行400cm×高さ240cmで、前後左右対象の大型シェルター。
大型なので、総重量は11.7kgとそこそこ重め。
価格は税込151,800円。
いいお値段。
推奨人数は4名ですが、ちょっと詰めて6名ぐらいでも大丈夫かな〜、というサイズ。
フライシートは75デニールのしっかりした生地で、耐水圧は1,500mmと必要十分。
ちなみに、本投稿で出てくるホワイトのVタープは、日本未発売の韓国限定モデルです。
幕とポールの色は違いますが、サイズは同じです。
Vタープのおすすめポイント
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我が家はVタープを持っているわけではないんですが、持っている友人たちと何度かキャンプをしたことがあります。
その時に、「ほ〜、ここは便利」とか「こういうところもあるのね〜」など感じたことが色々あるのでまとめてみます。
まずはここは良いな、と感じたところから。
高さがあって立ち姿勢がラク
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まずはこちら、最大高240cmで、サイドの幕の傾斜が少ないため、身長180cmの私でも中でほぼ屈むことなく動くことができます。
壁際いっぱいまで道具を置いたり有効に使える、という利点もあります。
スカート装備でとても暖かい
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ドアパネルにも側面にも、スカートが装備されています。
雨風をしっかり防いでくれるだけでなく、幕内を暖かく保つことができます。
ヒーターなどの熱源を入れると、とても暖かくなります。
ドアパネルが広い屋根になる
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前後のドアパネルはどちらも跳ね上げられるので、両方広げると大きな屋根が出来上がります。
夏場の日差しや雨を防ぐのに有効ですね。
遮光性が高く陽射しをしっかりガード
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Vタープの内側の黒い部分はブラックPUコーティングという加工が施されていて、しっかりと遮光してくれます。
実際、中はけっこう暗い。
メッシュで虫の侵入を防ぐ
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ドアパネルは全面メッシュにすることもできるので、風を通しながら虫の侵入を防ぐことができます。
サイドにはメッシュは無いので、そちらも巻き上げちゃうと意味ないですけどね。
実はインナーもある
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横長の独特の形をしたインナーテントがあります。
一応、奥行が198cmあるので成人男性でも縦向きにも寝れますが、幕のたるみと傾斜により、幕に接触する感じになります。
幅があるので横に寝るのが正解?
インナーは別売で、税込57,200円となかなかのお値段。
冬場はインナー無しでコット寝でいいかもしれませんが、夏場はインナーがあると虫の侵入を防げるので安心ですね。
弱点はある??
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続いて、こういった気になる点もあるよ、という部分。
ポールが長くて設営がちょっと手間
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それなりの大きさで高さもある幕なので、それに比例してポールも当然長い。
ポールは4本ですが、全てかなりの長さ。
そして両サイドの4ヶ所でポールがクロスする、ちょっと変わった形状。
ちょっと手がかかる感じ。
風が強いとなかなかキツそうです、、。
結露しやすい
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幕内の密閉性が高いようで、内側はかなり結露していました。
スカートがあるだけでなく、幕のボトム部分は隙間なく綺麗に地面に着いています。
暖かさを保てる反面、外気との気温差が生じて結露が発生してしまうんでしょうね。
前後のトップにあるベンチレーターを開けたり、たまにドアパネルを開けて換気するぐらいでもいいかもしれません。
強風に不安がある
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この点はVタープに限った話ではなく、居住性を高めようとするとどうしても耐風性は弱くなってしまう、というトレードオフの関係性なのでしょうがないですが。
強風に煽られてポールが曲がった、とかそんな噂もチラホラ。
ガイラインをしっかりと張って、後で後悔しないようにしましょう。
ドアパネルが大きくて巻き上げが大変
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この点はそれほど重要度は高くないですが、ドアパネルは幅も高さもあるので、巻き上げるのはひと苦労です。
スペースがあるなら跳ね上げにして、なるべく巻き上げないで済むようにした方がラクそうです。
寒い季節に真価を発揮する万能シェルター
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いかがでしょうか。
私がこの幕を味わったのが秋冬だったこともあり、個人的には、暖かく過ごせる、というイメージが先行しています。
ただ、幕の遮光性は高いわけですし、前後のドアパネルを開け放ち、サイドも巻き上げれば、夏場のタープ代わりにもしっかり活躍してくれそうです。
ではまた。
Have a good camp.
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