超コンパクトに収納できて市販の薪も使える焚き火台 モノラルのワイヤフレームLITE

これまでに何度か携帯性に優れた焚き火台の必要性(欲しさ)はアピールしてきました。

そしてついに、我が家の(私の)長きにわたるセカンド焚き火台を探す旅に、終止符が打たれました。

辿り着いたのは、モノラルアウトドアワイヤフレーム LITEです。

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ワイヤフレーム LITEのスペック

ではまず、お約束の構成内容や組み立て方から。

骨組みとなる金属製のパーツ。アルミ合金製なので、軽くて錆びにくい。

土台のパーツを十字に展開し、脚のパーツを差し込んでいきます。

土台のパーツは開くとロックされる仕組みなので、使ってるうちに畳まれてしまうようなことはありません。

十字のパーツはとても繊細なパーツのようで、初期不良で開いたら閉じなくなるトラブルが起こることがあるようです。
我が家は1回使ったらその状態に、、。
サポートに連絡したところ、無償で修理してもらえました。

そして火床となる、特殊耐熱クロス。

世の大半の焚き火台は全体が金属製なのに対し、ワイヤフレームは火床がこの耐熱クロスである、という点が最も特徴的な部分。

布の上で焚き火って、、。

脚の先端のフックに、ワイヤーを引っ掛けるだけです。

特に力を入れることもなく、カチャカチャと10秒ほどでできあがります。

考えられるトラブルとしては、薪を激しく落とした弾みでワイヤーが外れてしまう、というようなことはあり得そうです。

火床のサイズは縦横37cm。

余裕を持ってというわけではないですが、斜めに置くなりすれば、普通の薪が置けます。

薪を置いた状態の絵はのちほど。

だいたいの焚き火台は、コンパクトさと置ける薪のサイズはトレードオフになりがちですが、そこを両立できているのが、ワイヤフレームの大きな魅力。

そしてやはり特筆に値するのは、その軽さと収納サイズの小ささ。

重量は、680gです。

片手でポンっと、気軽に持ててしまいます。

ちなみに価格は、税抜14,500円とお高め。

使われている物質の量が少ないわりにこの価格なので、より一層高価なものに思えてしまうのは私だけでしょうか。

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ワイヤフレーム LITEの使い心地

実際に使ってみた感想です。

市販の薪を載せた感じ

仕様上は、耐荷重2kgとなっています。

樹種と太さによって異なりますが、2〜3本ぐらいでしっぽりと回すのが無難です。

フレームはそこまで頑丈ではないですから、載せすぎて変形してしまってもあとの祭りなので。

灰を捨てるのがラク

焚き火が終わった後は、ワイヤーを外し火床を風呂敷のようにして、灰を包むことができます。

そのまま灰捨て場まで持っていけるので、とてもラク。

スノーピークの焚火台Lだと重すぎて灰捨て場まで持っていくのはキツく、灰を入れて運ぶための火消し壷も必要で、余計な荷物になっていました。

火床は破れない?

仕様上は、耐熱クロスの使用想定時間は約50時間。

1回のキャンプで5時間焚き火をするとして、約10回分か。

設定通りなら、我が家のキャンプのペースだと、半年に1回は交換ということになりますね。

現時点でそこまで使えていないので、破れて使えなくなった時に、何回目のキャンプだったか情報をアップデートします。

交換用のクロスは税抜3,800円と安くはないので、頻繁にダメにならないことを期待します。

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オプションでステンレスメッシュの火床もあり、それだと強度があるようです。

ただ、空気の通りが良いため燃えが良く、趣が異なるそうです。

ちなみに燃焼中のクロスはこのような感じ。

燃えてはいません。

地面と近いので難燃シートが必要

ワイヤフレームLITEは火床の位置が低めなので、焚き火の熱や爆ぜた火の粉で地面を傷めてしまう恐れがあります。

毛足の長い芝だと、触れてしまうぐらいです。

地面の保護のために難燃シートの使用を推奨します。

我が家は、muracoのアンチスパークラグを導入しました。

縦横47cmで、ちょうど火床よりひと回り大きいサイズ。

しかも、八つ折りにしてちょうどワイヤフレームLITEのケースに収まります。

まとめて運べるのでとても使いやすい。

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初代ワイヤフレームとの違い

拡張性・堅牢性で言えば、初代のワイヤフレームの方が優れています。

LITEより耐荷重が大きく、多くの薪を載せられ、高さもあるので、地面にも優しい。

焚き火調理ができるようになるオプションの五徳アタッチメントは、初代にしか使えません。

対してLITEは、携帯性重視の一点突破という感じです。

我が家の場合、調理や湯沸かしは自立式ハンガーのフックやロストルを使うので、拡張性は不要。

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ということもあってこのチョイスになりました。

ただ、初代ワイヤフレームでも充分に小さく、逆にオプションの五徳を使う方がトータルでの携行品は減らせるので、我が家のようにハンガーを使わない場合は、その選択肢もアリだと思います。

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しっぽりと趣のある焚き火を手軽に楽しむには最適な焚き火台

市販サイズの薪を使える焚き火台の中では、収納サイズに関しては、一二を争うコンパクトさ。

最近は、もっぱら少ない薪でこじんまりとした焚き火に勤しんでいる我が家としては、ニーズに見合った焚き火台だと感じています。

我が家の好きな直火の焚き火に近い、そんな趣を味わえる焚き火台。

これにより我が家には、最も堅牢で大柄な部類と、最もコンパクトな部類の両極端な二種の焚き火台がラインナップされることとなりました。

どういう使い分けをしていくかはこれから考えます。

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ではまた。

Have a good camp.

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コメント

  1. yama_free より:

    参考になりました。ちょうど迷ってる時に、この記事でした。ありがとうございます。いずれモノラルのどれかを導入したいと思います。

    • aktreturn より:

      yama_freeさん
      ご覧いただきありがとうございます。
      この記事を書いた後も使い込んだ感想としては、クロスは使い方によっては想定より早く破れてしまうこともあります。
      体感的には同じ折り畳み方を繰り返したり、水に濡れたりすると早くダメになった気がします。
      専用の収納ケースだとクロスがキュッとなって折り目に負荷がかかるので、クロスの場合は専用ケースではない余裕のある入れ物に入れた方が良いかもしれません。
      耐久性を求めるなら断然ステンレスメッシュがおすすめですが、灰がドバドバと下に落ちていくのが気になります。
      ご参考まで!

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