キャンプの積載量をアップするルーフラックとルーフボックスの違いをまとめてみた

我が家は以前、積載量を増やす方法としてルーフボックスを使っていましたが、その後クルマを乗り換えたことにより、ルーフラックに変更しました。

両方を使ったことで、それぞれの違いやメリット・デメリットなど気づけたことがあるのでまとめてみます。

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それぞれの違いを挙げてみる

ではまず、色々な状況でのそれぞれの違いを羅列していきます。

まずはじめに我が家が現在使っているラックと、以前使っていたボックスを紹介します。

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ボックスの詳細は過去の記事をご覧ください。

積み方の違い

まずは基本の積み方から。

ボックスは、最初から大きいコンテナが車の上に載っていて、そこに道具を詰め込んでいく感じです。

基本的にはマットやらシュラフやらをそのままの状態でポンポンと入れていきます。

ボックスの構造的に、背の高いものや大きいものは入れられず、長いものや押し込める柔らかいものなどが中心になります。

それぞれ運ぶので、ひとつひとつは重くないですが、車までの距離があると細々してちょっと手間です。

最後はボックスのフタを閉めて鍵を掛けるだけなのでラク。

対してラックの場合、あらかじめ室内で大きなコンテナいくつかに荷物を入れておき、それを載せて終わり。

載せる回数は少ないですが、コンテナに荷物を詰め込みすぎると重くなって持ち上げるのが大変になります。

最後は、荷締めベルトで固定しないといけないので、そこはひと手間。

ボックスのロックは5秒ぐらいで終わります。

ラックの荷締めは積み方によりますが、ベルトを出したりなんだかんだ含めると5分ぐらいはかかります。

荷物の状態の違い

ボックスの場合、荷物はボックスに格納されているため、ラゲッジスペースと同等とまでは言いませんが、しっかり保護されています。

ハードタイプのボックスを使っていましたが、走行中に雨が降っても浸水したことはゼロ。

ただし、積み込み時に雨が降っていると、中に雨が入って濡れてしまいます。

ラックの場合、コンテナなどに入れれば荷物は守られますが、そうしなければ雨風に晒されます。

基本、何かに入れた方が無難だと思います。

私はトラスコのトランクカーゴ70Lに入れています。

価格が安くて導入しやすく、コンテナ自体の重量が軽いので、積む時に余計な負担がかからずに済むのがいいところ。

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ただ、トラスコのコンテナは完全防水ではないので、中に大きなビニール袋をセットして、その中にギアを入れています。

一度走行中に雨が降ったことがあり、その時はコンテナの中に少し水が入っていましたが、袋に入れておいたおかげで道具は濡れずにすみました。

積載量の違い

ボックスは搭載したボックスの容量で固定です。

増やしたい場合はボックス自体を買い替えるしか方法がありません。

ラックの場合、ラックに載る限りはコンテナを買い足して容量を追加できます。

ラックの方が柔軟性はあります。

運転時の違い

荷物を積んだ状態だと、大きいコンテナを載せるラックの方が高くなりがちです。

ただ、高さが気になるのは買い出しでスーパーに寄る時ぐらいです。

地方の平場の駐車場であればほぼ制限に引っかかることはありません。

あとは荷崩れの不安。

ボックスはそれ自体がしっかり固定されているため脱落の不安はありませんが、ラックの場合、積み方・積む物によっては脱落のリスクがあります。

最初の何回かは、高速道路での走行に耐えうる留め方になっているかちょっと不安でした。

ある程度積み方が固定化されて慣れれば、解消されます。

ちなみにどちらの場合でも、ガソリンスタンドの自動洗車機は使えなくなります。

荷物を積んでいない時の違い

キャンプではない普段の運転時の影響について。

ボックスでもラックでも、一度取り付けたら基本的には外さないと思います。

ボックスは薄いタイプのものでもレールやバーなどを含むと高さが30cm以上はプラスされます。

ラックは荷物を載せなければ高さは抑えられ、薄いものだと20cm以内に収まるものもあります。

ラックの方が普段の走行における高さ制限などへの影響は若干小さくて済みます。

ルーフボックスのいいところ

ルーフボックスの利点をまとめるとこんな感じ。

  • 車内のラゲッジスペースのように深く考えずに気軽に積み込めるところ
  • 走行中に荷物が汚れたり濡れたり落ちたりする心配をしなくていいところ

ルーフラックのいいところ

対するラックの利点はこちら。

  • 載せる荷物の形に制限がないところ
  • たくさん載せられるところ

もう一方と比べて明確に優っているところを端的に挙げると、こんな感じでしょうか。

どちらがおすすめか?

こう言うのもなんですが、正直なところ、何を重視するのか、によって異なるので「こっちがおすすめ!」と断言することはできません。

あえて言うなら、より積載の手軽さを求めるならルーフボックス、自由度を求めるならルーフラック、という感じかな、と。

ではまた。

Have a good camp.

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