マイボトルというのは、何もアウトドアやキャンプに限った話ではありません。
仕事に行く時はもちろん、ちょっと出掛ける時などにもマイボトルを携行するのが、今や当たり前。
当たり前の日常的なものだけに、iPhoneケースを変えるように、ついいくつも所有してしまうのが悩みどころ。
バキュームフラスク ステム
アウトドア好きならご存知の方も多いであろう「RIVERS」。
アウトドアだけにとどまらない広いニーズを視野に入れた、お洒落なコーヒーギアやドリンクウェアを開発しているブランド。
とにかくシンプルで洗練されたデザイン性の高さに惹かれます。
その中でも、より軽さを意識して創られたのが、このバキュームフラスク ステム。
まっさらなボトルのSTDとストラップが付属したBLの2タイプ。
サイズは直径70mm×高さ225mmと、ペットボトルと変わらないぐらいの持ち運びやすさ。
重さはなんと200g以下。
iPhone 11 Proが188g。
ほぼ同じ。
買ったのは専用のストラップが付いているタイプで、バッグの外に引っ掛けておくことも可能。
ボトルをいちいちバッグから取り出すのは本当に手間ですからね。
ストラップ付きは3,300円で、無しは2,970円。
価格も手頃で良心的。
軽量コンパクトかつ保冷保温できるボトル
私がこれまで使ってきたメインのマイボトルは、キャンプでも使っているYETIのランブラー 18oz ボトル。
何時間経っても舌を火傷しそうになる保温力や常にキンキンな保冷力、カッチカチの強度が魅力ですが、いかんせん重いのが悩みの種。
471gもあるYETIのタンブラーは水を満タンに入れると1kg近くなり、ノートPCなどと一緒にバックパックに入れるとズシっときます。
毎日仕事に持っていくには少々キツい。
セカンドボトルとして使っていたのは、とても軽いナルゲンボトル。
ただ、ナルゲンボトルは保冷保温機能がありません。
暑い夏には、飲もうとしたらぬるま湯状態。
名作ですけどね。
そんなこんなで、両方を兼ね備えたボトルが欲しかったワケなんです。
ステンレス2層の真空断熱に加え、コッパーコートという銅のコーティングにより保温力を高められています。
保冷は7度以下6時間、保温は73度以上6時間。
もっと優れたものもありますが、まぁ悪くない。
このぐらいの量なら6時間もあれば飲み切ってますので。
気になったところ
見た目の良さ、保冷・保温力、軽量コンパクトと三拍子揃ったバキューム フラスク ステム STDですが、課題がいくつか。
洗いにくい
世の奥様に怒られるやつ。
口が狭くなっています。
口が細くなっていて中蓋があるおかげで、飲む時にドバッとならず飲みやすくなっているんですが、反面、洗いにくい。
どうにもできない、このトレードオフの関係。
真空タイプなので食洗機はNGです。
手が入らないので、グラスを洗ったりするようなスポンジが必要ですね。
こんなのとか。
使いはじめは、中蓋を密閉するためのゴムパッキンが外しにくいのも気になったんですが、何度か使ううちにコツを掴みました。
乾いた状態で親指でグイッとしごくように擦ると、簡単に外れます。
なのでココはセーフ。
凹んでしまいそう
買う時には気づかなかったんですが、手で強く握ると、それだけで凹んでしまいそうな弾力が。
軽量なので、登山などのアウトドアに適しているかと思いきや、衝撃などを受けやすい環境には不向きかと。
ボコボコになって「もう要らん!」とならないよう、過保護に使いたいと思います。
立った状態から落として小石にでも当たろうものなら、貫通してしまうんじゃないかという不安すらあります。
もしそんな時が来てしまったら、ここに一筆書き加えたいと思います。
こちらはもう廃盤とのことですが、もしやそれが原因か?
やはりある程度の強度が必要、ということであれば、RIVERSではバキューム フラスク スタウトがおすすめ。
カラバリも豊富。
ただそうすると、結局は重くなってしまうんですけどね。
お洒落で使いやすいけど繊細なマイボトル
上げておいて最後に落とした感がありますが、要は丁重に扱っておけばいいのかな、と。
例えるなら、携帯電話の画面が割れているような人には不向きなボトル、とでも言いましょうか。
もし一度でも落としたりぶつけたりしようものなら、一瞬で愛着が無くなってしまうかもしれないので大切に使おうと思います。
ではまた。
Have a good camp.
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