男前なキャンプサイトに合うトヨトミ2019モデル灯油ストーブ「ギアミッション」シリーズ

9月下旬ごろになると関東でも朝晩は冷え込むようになってきます。

そろそろ灯油ストーブ出そうかな〜、どうしようかな〜、なんて悩む時期です。

我が家は既に、スノーピークのレインボーストーブ、トヨトミのKR-47A、武井バーナーと3台の灯油ストーブを所有しているため、もう充分なハズなんですが、気になるストーブがトヨトミから発売されてしまいました。

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ミリタリーテイストな「ギアミッション」シリーズ

出典:TOYOTOMI

それがこちらの「GEAR MISSION(ギアミッション)」シリーズ。

見事なミル仕様で、完全にキャンプシーンの需要を狙い撃ちなストーブです。

オリーブとブラックのカラーで統一された、対流形のストーブが2モデル、反射型のタイプが1モデル。

ストーブメーカーすら市場を狙いに行く昨今のキャンプブーム、おそろしや。

カラー以外でキャンプ向けに変更されているところは、メンテナンスをしやすいように、本体を分解するネジが手で外せるようになっているところですね。

普通に家庭で使うより汚れますからね、キャンプの場合。

虫の死骸とかで。

RAINBOW TYPE

出典:TOYOTOMI

では3タイプの新作ストーブがどのようなものなのか順番に紹介します。

まずはトヨトミの定番人気商品、レインボーストーブをベースにしたRAINBOW TYPEです。

最大出力2.50kW、4.9Lで約20時間燃焼します。

長時間使えるのが魅力。

我が家の検証によると、ドックドームで使う場合は外気温0度ぐらいまで下がっても、幕内全体をしっかり暖めてくれます。

大型の2ルームやスカートのないシェルター(例えばヘキサライト6P)などの場合、近くの人だけ暖かい、という感じです。

まぁ、無いよりはマシですけど。

幕との兼ね合いによりますが、「オールシーズン灯油ストーブでしっかり暖まりたい!」というニーズの場合、レインボーストーブだと満たしきれない場面があると思います。

ROUND TYPE

出典:TOYOTOMI

続いては大型の対流形ストーブ、ROUND TYPE。

個人的には、このタイプの見た目が一番好きです。

最大出力は6.66kWで、6.3Lで約10時間燃焼します。

かなりの大出力ですね。

我が家の最大出力4.7kWのKR-47Aでも、0度前後の環境下で大型のトンネルテントをそこそこ暖めてくれるので、6.66kWの出力ならしっかり暖めてくれるんじゃないか、と期待が持てます。

ただ、燃料タンクが小さく燃焼時間が短いので、夜通し使う場合は予備燃料の携行は必須です。

まぁ本体が大きくてタンクも大きいと、重くて待つのがしんどくなるので、このぐらいが妥当なのかもしれないですけどね。

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RADIANT TYPE

出典:TOYOTOMI

我が家は対流形しか持っておらずこのタイプを使ったことがないので、正直、暖房効果は説明できません。

単純に仕様だけで見ると、最大出力は2.25kWとレインボータイプよりちょっと小さめ。

ただ、3.6Lの灯油で16時間使えるというのは、携行する燃料が少なくて済むという利点があります。

一泊なら満タンであればタンクの燃料だけでいけなくもない。

初日の夕方ぐらいまでは使えないけど。

ちなみに対流式のストーブの場合、全面に熱が放出されるため、必然的に幕の中央付近に設置します。

対して、商品説明にも書かれている通り、背面に熱が放出されず、反射板により前面が暖かい、というのは構造からもはっきりしているので、サイドウォールなど端に寄せて使いたい場合には有効でしょう。

ムーンライターも復刻リリース

出典:TOYOTOMI

男前な新作のリリースだけでなく、旧作の人気ストーブの復刻版も合わせ技で投入してきました。

見た目はレインボーストーブとよく似ていますが、よりクラシカルな雰囲気。

そして遠赤外線効果のあるガラス外筒を使用しているため、レインボーストーブより暖かいとのウワサ。

廃盤だった昨年までは、中古で買ってメンテナンスして使う人もいた人気のラインナップなので、探していた人には朗報ですね。高いけど。

トヨトミ 対流形 石油ストーブ ML-250 アースブラウン
トヨトミ(TOYOTOMI )

灯油ストーブ使用時の注意点

灯油ストーブに関わらず、火器のテント内使用を語る時に必ず書かなくてはいけないことです。

もちろんご存知の方は多いと思いますが、基本的にテントやシェルター内での火器類の使用は禁止です。

なぜなら使い方を誤った場合、死に至る、または重大な後遺症が残る可能性があるからです。

それだけ大きなリスクがあることに対して、メーカーは口が裂けても「テントで使えます」とは言えないわけですね。

なぜそうなってしまうかを簡単に書くと、火は燃焼する時に酸素を必要としますが、密閉された空間内で燃焼を続けると酸素が薄くなり、そうすると火は不完全燃焼を起こします。

その時に有毒ガスである一酸化炭素が発生し、そのガスが人体に悪影響を及ぼす、という仕組みです。

つまり、ストーブを使うためには充分な酸素が必要=換気が大事ということになりますね。

そもそも家庭で使う場合でも、「数時間ごとに窓を開けて換気をしましょう」と書かれていますからね。

キャンプに限らずそういうものなんだ、ということをしっかりと理解しておきましょう。

我が家も今でこそ慣れてきましたが、最初のうちは、一酸化炭素警報機を付けてテントのドアを開けておくなど、色々と検証することで、危なくない使い方を覚えていきました。

万全を期して、一酸化炭素警報機は持っておいて損はないと思います。

と、そんなことを書きながら、「慣れてきたと思った時が一番危ない」と改めて自分に言い聞かせています。

一酸化炭素検出器
Dewsshine

冬のキャンプサイトを男前にしてくれる灯油ストーブ

出典:TOYOTOMI

ちなみにこちらのギアミッションシリーズ、やはりかなりの人気のようで、トヨトミの公式サイトでは発売からほどなくで品切れになっていました。

秋冬春にファミリーでキャンプをする人にとって、灯油ストーブは必需品と言っても過言ではありません。

ソロキャンなんかだと、服を着込んで焚き火にあたって、でも大丈夫なんでしょうけどね。

これまでの人気キャンプギアの傾向から言って、欲しいと思った時には品薄で、メルカリやヤフオクで高値で売られている、となるのが明白です。

これから灯油ストーブを買う予定で気になった方は、早めに抑えておいたほうが良いかもしれませんね。

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いや、我が家は買いませんよ、さすがに。

ではまた。

Have a good camp.

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