行こう行こうと思いつつなかなか行けていなかった道志の森キャンプ場に、キャンプを始めてから丸2年経った真冬の2月にやっと行くことができました。
2月の金曜泊だったこともあり、利用者はたったの二組。
貸切状態の中、じっくりと森の雰囲気を味わってきました。
森の中の広大なフィールド
道志の森キャンプ場は聞いていた通りのスケールの大きさで1回行った程度で掴みきれるようなものではなかったので、これまでに10回以上は通っているという友人、@tomotech54から聞いた情報を交えながらレビューをお届けします。
道志の森キャンプ場
道志の森キャンプ場は山梨県南都留郡道志村にあります。
東京方面から行く場合、中央自動車道の相模湖ICで降りてから1時間ぐらいです。
大月JCで分岐して都留ICまで行ってから向かうルートもあり、一般道は30分ほどで済み所用時間はほぼ同じです。
今回、行きは都留ICから向かい、帰りは相模湖ICから帰ってきまして、どちらも一般道はカーブが連続している険しい道なんですが、個人的には都留ICからの方が走りやすくラクでした。
都留ICの近くにはスーパーがあるので食材の買い出しをするのにも便利です。
予約要らずで自由に張れる
道志の森キャンプ場は予約不要です。
林間のフリーサイトで、空いていればどこでも好きなところに設営できます。
利用料は大人1名500円、車1台1,000円とリーズナブル。
冬季は受付も不要で、管理棟は閉まっています。
勝手に設営して過ごしていると、夕方頃に係員が巡回にきてその場で利用料を支払います。
チェックインは8時からできます。
チェックアウトは12時となっています。
ゴミは持ち帰りです。
場内の設備
主な施設はキャンプ場の中央付近にあります。
トイレと炊事場は各所にありますが、あまり奥の方まで行くと、簡易トイレしかありません。
奥の方は携帯電話の電波がソフトバンクしか繋がらないようです。
冬季は管理棟を含めシャワーやトイレ、水道などのほとんどの設備が使えない状態で、ミニマム営業になっています。
簡易トイレのみが利用可能です。
こちらが冬季閉鎖中の管理棟です。
管理棟の周辺には宿泊用のコテージが建ち並んでいます。
写真に写りこむのでちょっと雰囲気ダウンです。
こちらが冬でも使える簡易トイレです。
トイレットペーパーは置いていないので持参しましょう。
50円で購入することもできます。
管理棟の裏手には広〜いプールがあり、プールの周りに設営することもできます。
暑い時期は気持ちよく過ごせそうですね。
森の中に広がるフィールド
広さがあり全ては回りきれなかったので、中央付近のみですがサイトの状態を掲載します。
冬季は閉鎖されていて使えない場所もあります。
地面は全て砂利混じりの土です。
まずは管理棟から入場口の方に下ったあたりです。
川に沿って段々にサイトが続いています。
フィールドの状態はけっこう荒いので、平坦でデコボコしていない場所を見つけるのは難しいです。
それも含めて手をかけすぎていないところを楽しみたいですね。
橋のところにロープが張られていて先には進めません。
わりと広くスペースが取れるところもあるので、グループの場合はこういうところを狙いたいですね。
管理棟を少し上ったプール周辺は少し開けた感じです。
プール脇に少し高台になった夏場の一等地があります。
比較的木が少なく広場っぽくなっています。
水際で雰囲気が良い場所もあります。
我々は人気の定番スポットらしい、管理棟前の橋の下を選びました。
私はドックドームPro.6アイボリー、@tomotech54はプリムスのBifrost H6という珍しい幕です。
それぞれコット寝スタイルで広々と。
外気温はマイナス2度。
レインボーストーブ1台でインナー無し、寝袋2枚重ねで快適に眠れました。
早い時間から焚き火をたっぷり5束分。
20年来の付き合いなので昔話に花が咲き、夜が更けるまでしっぽりと楽しみました。
道志の湯で冷えた身体をあたためる
キャンプ場から10分ほどのところに道志の湯という温泉があります。
それほど大きくはないですが、土曜のお昼だったので空いていました。
ハイシーズンは混み合ってイモ洗い状態になるようです。
さらに5分ほど離れたところに「紅椿の湯」という温泉もあるので、混み具合を見ながらお選びください。
道志の森キャンプ場ってこんなところ
今回取り上げたのは管理棟周りのごく一部で季節も冬ですが、少しは道志の森キャンプ場の雰囲気が伝わったでしょうか。
@tomotech54曰く、この森は来る季節や過ごす場所によって毎回異なる魅力を感じさせてくれるキャンプ場、とのこと。
たしかに、ファミリーでのプールサイドや紅葉の時期、もっと深い森の奥など、もう何度か訪れて味わってみる価値がありそうな感じがします。
ではまた。
Have a good camp.
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