ペトロマックスの焚き火台ファイヤーボウルを使った感想をまとめてみた

ペトロマックスと言えば、まず最初に出てくるのは灯油ランタンですが、ランタン以外にもたくさんの火にまつわるアウトドアギアを扱っています。

ドイツ製なのでデザイン的に優れていて魅力的なものばかりです。

このファイヤーボウルも無駄の無いシンプルなデザインで以前から気になっていたところに、たまたま身近なキャンプ仲間の後輩が購入してキャンプで使わせてもらうことができました。

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ペトロマックス ファイヤーボウル

ファイヤーボウルは3サイズ展開です。

名前税抜価格サイズ重さ
fs389,000円38×26cm3kg
fs4811,000円48×26cm5kg
fs5615,000円56×26cm6kg

名前の数字は焚き火台のボウルの直径を表しています。

厚みのある鉄板なのでズシッと重みがあります。

価格はわりと高めですね。

キャンプ場で販売されている薪は長さ40cm程度のものが多いので、fs48はちょうど良いサイズです。

重さはありますが、スペースは取らないのでオートキャンプであれば問題無いと思います。

一石二鳥な焚き火台

このファイヤーボウル、焚き火台としてだけでなく、食材を焼くための鉄板として使うこともできるんです。

直火で火を起こし、その上にファイヤーボウルを置けば大きな調理用鉄板のできあがりです。

お好み焼きが4枚ぐらい焼けそうです。

ただ、直火可能なキャンプ場はそう多くないので、実際にこの使い方ができるシチュエーションは限られてしまいますね。

余裕があれば2個買いしてウェディングケーキのように2段重ねにすれば、下段で焚き火、上段で焼肉という贅沢使いができます。

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fs48を使ってみた

後輩が所有しているのはfs48です。

中間のサイズです。

焚き火台として使うには、最も適しているサイズですね。

パーツは天板と着脱式の脚が3本、以上です。

両端が取っ手の形になっているため、物が乗った状態でも持ち上げたり動かしたりできます。

(焚き火中の取っ手の熱さは半端ないと思いますが、、)

脚は天板に手でネジネジっとねじ込みます。

道具は使わないのでラクチンです。

できあがり。

脚は3本なのでガタつきにくく、安定感があります。

設置はとても簡単です。

薪を置いてみました。

焚き付け用の小さい薪は余裕がありますが、大きい薪はジャストです。

これといって空気力学が作用するような構造では無いですが、燃えが悪いと言うこともなく、フツーに燃えています。

暑い中、しっぽりと焚き火をお楽しみ中の後輩。

大きさの違いに関わらず、高さは全て26cmで統一されています。

座ってくつろぎながらまったりと薪をくべるのにちょうど良い高さです。

専用のキャリーバッグがペトロマックスから別売で販売されています。

純正品だけあってジャストフィットな使い心地なので、できればまとめて買っておきたいところです。

若干のクッション性があるのでトランクルームや他のギアの保護にもなります。

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ファイヤーボウルの気になった点

実際に使ってみて、気になった点を紹介します。

薪が滑って落ちそうになる

ファイヤーボウルとは言うものの、天板はほとんどフラットな構造です。

ビミョーにくぼんでいますが、どちらかと言うとプレートって感じです。

引っ掛かりが無いため、薪を傾けて置いておくと何かの拍子に滑って動くことがあります。

燃えている薪が落ちると危険なので、薪の積みすぎには注意しましょう。

我が家で使っているスノーピークの焚火台は、子供が小枝を放り投げて入れることができますが、ファイヤーボウルだと無理ですね。

火挟かグローブをはめた手でそっと丁寧に置いて、静かに大人な焚き火を楽しむのが似合う焚き火台ですね。

がっつり焚き火したいキャンプの夜のお供にスノーピークの焚火台をどうぞ
スノーピークの焚火台は私がまだキャンプについて右も左も分からない頃に購入したものです。当時の私はまだまだキャンプ理解度が低く、わりと勢いだけで購入しました。笑何度か使い、少し味が出て、使用感もわかってきたところで、冷静にレビュー...

灰が舞いやすく捨てにくい

やはりこれもフラットな構造の関係で、風にとても弱い。

横風が吹くと、灰がブワッと舞います。

灰を捨てる時も、まとまらずにバサーっと落ちるので、火消し壷のような小さい容器に移し換えるのはなかなか難しいですね。

灰捨て場までそのまま持って行くという手もありますが、灰は舞うし、重いし、という感じです。

あと細かいところですが、天板にはバリがそこそこあるようです。

灰をゴミ袋に流し込もうとした時に、引っ掛かって破れてしまったことがあるそうな。

無骨なスタイルにハマる男前な焚き火台

多少のデメリットはありますが、黒い鉄の質感とシンプルに仕上げられたデザインにはとても魅力を感じます。

付属品を使わずに調理に対応できるという良さもあります。

デメリットを理解した上で使いこなせば、サイトの男前度を上げてくれること間違いなし。

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ではまた。

Have a good camp.

コメント

  1. パンタロー より:

    はじめましてこんにちは!
    色々詳しく説明していただき勉強になります!
    写真4枚目のファイヤーボウルの下で火を燃やしている台はどこのメーカーのものでしょうか?
    売っている店がわかりましたら教えてください。

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