キャンプ用のチェアは比較的早い段階で買うことになるもののひとつです。
テントと同じタイミングで揃える、というパターンも多いと思います。
今回はキャンプチェアのうち、ハイバックチェアと言われるものの特徴やラインナップを紹介します。
キャンプ用チェア選びのポイント
わりと初期の段階で深く考えずに買ってしまいがちなキャンプ用のチェア。
ただ、実はチェアは何も考えずに買うと、後でしっくりこなくなる場合があります。
そうならないために、どういうことを意識しておけば納得のいくチェア選びができるか、ポイントを紹介します。
他のギアもイメージしておく
チグハグなサイトにならないためには、全体的に統一感があることが重要。
チェア単体で考えるのではなく、他にどんなものを買うのかをイメージしながら選ぶと、まとまりのあるサイトに仕上がります。
過ごす時の高さを意識してみる
チェアが高いのにテーブルが低い。逆にチェアが低いのにテーブルが高い。
高さが合っていないと、過ごしにくいキャンプサイトになってしまいます。
ハイなのかローなのか、それを決めておくだけでチェア選びがグッとラクになります。
ハイバックチェアのメリット
チェア選びの基本を抑えたところで、ハイバックチェアの良いところや気にしておいた方がいいところを紹介します。
まずは良いところから。
ゆったりくつろげる
唯一にして最大のメリットはここかな、と。
やっぱり頭までもたれかかって、リラックスしながら星空を眺める、なんてことができるところがハイバックチェアの1番の魅力。
ハイバックチェアのデメリット
快適さと引き換えに失うものもあります。
かさばる
畳んだ状態でもそれなりの大きさがあるので、とにかく積載時の負担が増します。
運ぶのも大変だし、積み込む時にうまく入らなかったり、、。
車が乗り入れできないキャンプ場だと泣きそうになります。
小さい子が自分で座れない
背もたれの長さに比例して座面が高いものが多いので、3歳ぐらいまでの小さい子は自分で座るのが困難です。
よじ登ろうとして倒れそうになり、危ない思いをしたり。
ハイバックチェアにはこんなのがある
主なメーカーから出ているハイバックチェアを、特徴を添えながら紹介していきます。
ロゴス バックホールドチェア
腰を後ろからそっとサポートしてくれる、腰痛持ちに優しいチェア。
比較的安価なのも魅力のひとつ。
オンウェー コンフォートチェア
スタンダードな折りたたみ式ハイバックチェア。
コールマン コンフォートマスター
コールマンのハイグレードライン、コンフォートマスターのハイバックチェア。
アディロンダック キャンパーズチェア
カラバリが豊富なハイバックチェア。座面がコットンで滑りにくいのがポイント。
小柄な方や子供にちょうど良いSサイズも有り。
オガワ ハイバックチェア
老舗アウトドアブランド、ogawaの定番ハイバックチェア。
スノーピーク Take!チェアロング
フレームが身体に接触しないように作られた、座り心地の良いくつろぎチェア。
コールマン レイチェア
3段階のリクライニング機能付きで、ゆったりとくつろぐことができます。
コールマン インフィニティチェア
背もたれがリクライニングするだけでなく、脚もオットマンに乗せたように持ち上がり、ほぼ寝た状態になることができる、快適さを追求したチェア。
収納サイズがかなり大きいのが悩みどころ。
ニーモイクイップメント スターゲイズリクライナーラグジュアリー
まるでハンモックのような心地よい座り心地を提供してくれるキャンプ用リラックスチェア。
組み立て式で収納サイズが比較的コンパクトなのも魅力。
ネックは価格か。
ヘリノックス チェアツーホーム
ハイバックチェアは収納サイズも大きいという定説を覆す、ヘリノックスのハイバックチェア。
軽いため風に弱く、安定感には欠けますが、座ってくつろぐ分には気になりません。
風がある時は、離席時にチェアが吹っ飛ばされないよう注意が必要です。
オンウェー コンフォートローチェア
ハイバックでありながらローチェアという珍しいタイプのチェア。
ロースタイルがいいけど、ハイバックも譲れない、という方におすすめ。
くつろぎ重視のチェアならハイバックチェア
晴れた日の夜、ビール片手に焚き火や星空を眺めながらそのままウトウト。
そんなことができるのはハイバックチェアだからこそ。
時の流れに身を任せてとにかくのんびり過ごしたい、そんなリクエストに応えてくれるのがハイバックチェアです。
ではまた。
Have a good camp.
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