標高1,000m越えの中禅寺湖畔でのんびり過ごせる菖蒲ヶ浜キャンプ場

キャンプの楽しみ方は人それぞれ。

最近、私はロケーションを重視しています。

普段はなかなか味わうことができない景色の中で過ごすキャンプは、より一層味わい深いものがあります。

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菖蒲ヶ浜キャンプ場

今回訪れたのは、栃木県にある菖蒲ヶ浜キャンプ場。

全国区の観光地、日光のいろは坂を登った先、中禅寺湖のほとりにあります。

東北道を北上し、宇都宮ICで日光宇都宮道路に乗り換えてから1時間近く走ります。

到着目前のところで、いろは坂をクネクネと。

登り切ると目の前に現れる中禅寺湖。

あたりは国立公園に指定されている有名なスポットなので休日は観光客で賑わっています。

華厳の滝もすぐ近くにあり、観光を兼ねてキャンプができますね。

予約不要のフリーサイト

菖蒲ヶ浜キャンプ場は事前予約は不要です。

行って空きがあれば利用できます。

利用条件など

営業期間は5月から10月末まで。

標高1,269mにあるので、夏場でも気温は低めです。

利用料は、大人1名1,200円、3歳から小学生までは1名980円です。

大型テントまたはタープを使用する場合は、追加で1,620円がかかります。

特段安いというわけではない。

チェックインは13時、チェックアウトは11時で、その前後はデイ料金600円が追加されます。

今回利用したのは平日でしたが、それでも通常チェックイン時間の13時には眺めの良い水際はだいたい埋まってました。

良い場所を取りたい場合は、デイを合わせた方が良さそうですね。

駐車場からサイトへの道のり

菖蒲ヶ浜キャンプ場はオートキャンプではありません。

そのため、駐車場からサイトまでは台車を使って荷物を運ばないといけません。

駐車場から管理棟方向を取った写真です。

まずここから2〜3分歩くと管理棟があるので、そこでチェックインを済ませます。

こんな感じで管理棟が現れます。

初めてだと、色々と利用に関する説明を受けるので、時間がかかります。

管理棟の目の前に台車が並んでいます。

20台ぐらいはありましたかね。

台車を引っ張って、来た道を駐車場まで戻ります。

せめて駐車場と管理棟がもうちょっと近かったらいいのにね。

荷物を積んだらまた管理棟まで戻り、そのまま管理棟を通り過ぎたところにある橋を渡ると、サイトがあります。

写真は、管理棟付近からサイトに向かう橋を撮ったものです。

駐車場から橋までは5分ぐらい、設営場所によりますが、荷物を下ろす場所までトータル約10分弱ぐらいかかりますかね。

橋の手前もフィールドになってますが、利用できるのは7〜8月の夏の間だけです。

場内の設備

では、荷物を載せてサイトに進んでみましょう。

今回のキャンプは友人とのデュオだったので、荷物が少なく一度で全て台車に載りました。

2往復するのはちょっとキツいので、できるだけ荷物は少ない方が無難です。

橋を渡ると、手前側に売店や炊事場、トイレなどが集中しています。

炊事場は数が多く、待つことは無さそうです。

飲用にも使える綺麗な水が出ます。

お湯は出ません。

炊事場と洗面スペースは分かれていました。

炊事場の脇にゴミ捨て場があります。

燃えるゴミ、資源系など分別して大抵のものは捨てられます。

助かりますね。

炊事場の先にトイレがあります。

こちらも数が多く、綺麗に清掃されていました。

トイレの横に売店とお風呂があります。

ただ、管理の方が、お風呂は寒いのであまりお勧めしない、と言っていました。

近くに日光の湯本があるので、そちらに行った方がいい、と。

夏場なら場内のお風呂でも良いかもしれませんね。

木陰から中禅寺湖を望む

サイトの後方はコテージエリアになっていて、湖に近い側がキャンプサイトです。

もっと広いのかな〜と思ってましたが、それほど大きなキャンプ場ではありませんでした。

サイトの中央付近から中禅寺湖に向かって正面方向。

係員が通行するための通路以外は、どこに張っても良いそうです。

見えにくいですが、地面にロープが張られていて、そこが通路です。

中央付近から中禅寺湖に向かって右手方向(西側)。

だいたいの方がまずは水際に張っていって、水際が埋まったら、後から来た方は内側に張っていく、という感じです。

平日にも関わらず、20組近くいたと思います。

夏の週末だとどうなるんでしょう、、。

私はデイのオープンから間もない10時ごろに着いたため、まだ来場者が少なく水際がほとんど空いている状態でした。

水際と言っても、砂浜ではなく、2mぐらいの石垣になっているので、小さいお子さんは落ちないように注意が必要です。

ちなみに湖は、入水・遊泳禁止だそうです。

今回のキャンプはCAMP HACKの記事撮影を兼ねていたため、借り物のTHE NORTH FACEのマウンテン25というテントを使いました。

4シーズン対応のインナー自立式ドームテントです。

インナー・フライシート共に40デニールのしっかりした厚みがあり、暖かいとまでは言いませんが、雨風を確実に防いでくれます。

THE NORTH FACEの、エッジの効いたデザインがカッコいい。

作りがしっかりしているため、総重量は4kgとそこそこあります。

デュオで時間がたっぷりあったので、キンドリングクラッカーで、飽きるほど薪割り。

硬い薪でもパッカンパッカン割れます。

斧や鉈と比べると遥かに安全ですね。

思わず欲しくなってしまいました。

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ファイヤーサイド
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焚き火台はTRIPATHというガレージブランドのグルグルファイヤー、Mサイズ。

風通しが良いため薪がよく燃えて、横にも熱が伝わるのでとても暖かい。

オプションの風防を付け外しすることで、火加減の調節ができます。

五徳やケトルなどを吊り下げるツノも付いている、多機能な焚き火台です。

重量はありますが、台座を兼ねているケースに分解して収納することができるため、収まりは良いです。

地元の埼玉にあるアウトドアショップ、CAMP HILLSさんで買うことができます。

トリパス TRIPATH - CAMPHILLS ONLINE SHOP

夕方になり赤く染まった雲ひとつない空。

日の出前の写真を撮りたかったのに、ついうっかり寝坊してしまい、起きたのは六時過ぎ。

既に太陽は昇っていました。

湖面に輝く太陽の光。

早朝の気温は3度。

かなり寒かったです。

朝靄に包まれた遊覧船。

手間をかける価値のある絶好のロケーション

正直、駐車場から台車でギアを運ぶのはラクではありません。

ファミリーで荷物が多かったらちょっと躊躇ってしまいそうです。

ですが、苦労して最前列のSS席を確保できれば、中禅寺湖を眺めながら格別の気分でキャンプを楽しむことができます。

ではまた。

Have a good camp.

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