アウトドア好きに人気のモバイルギアブランド「ROOT CO.」から、小物の携帯に便利なMAG REELの新作がリリース。
カラビナとリールを組み合わせた機能性の高さで、愛用者も多いMAG REEL。
ひとまわり小さくなったMAG REEL LITEの使い心地をレビューします。
LITEはここが変わった
まずはじめに、初代の360とLITEの主な違いから。
と、その前に、そもそもMAG REEL自体をご存知ない方は、以前のMAG REEL 360のレビューをご覧ください。
では、主なサイズやスペックを比較してみます。
LITE | 360 | |
長さ | 104mm | 126mm |
幅 | 35mm | 40mm |
厚さ | 13mm | 16mm |
吊り下げ重量 | 150g | 300g |
リール長さ | 65cm | 85cm |
吊り下げ可能重量が300gなのか150gなのかというのは、大きな違いがあります。
というのも、大抵のiPhoneはケースを装着すると150g以上になるため、スペック上はLITEではiPhoneは吊り下げられない、ということになります。
つまり、iPhoneは360、LITEはもっと軽いものを吊り下げるのに使ってね、ということですね。
リールの長さは20cm短くなっています。
後で説明しますが、この違いは使用上ほぼ影響がなく、コンパクト化のための合理的な仕様変更ということになります。
構造的に変更されているのはこちら。
リール先端側はカラビナではなく二重リングになりました。
360はこのようにワンタッチで着脱できるタイプでした。
二重リングになったということは付けっぱなし前提になったということですね。
よりキーホルダーのような位置付け。
付け外しは手間になった反面、何かの拍子に外れて落ちるという不安はなくなったので、カードケースのような貴重品も気にすることなく取り付けられます。
使い心地を比べてみた感想
それぞれを実際に使ってみた上での、率直な感想を挙げてみましょう。
収まりが良くなったサイズ感
ひとまわり小さくなったサイズ。
吊り下げている時に、スッキリします。
サコッシュのような小さいバッグに付ける時は、LITEの方が収まり良く感じます。
外しやすくなったマグネット
360のマグネットはまっすぐ引っ張ると外れないぐらい強靭だったんですが、LITEのマグネットの強度はマイルドになり、着脱しやすくなりました。
弱くなったと言っても、カードケースや鍵などの軽いものであれば充分事足ります。
リールの使用感
20cm短くなったリールの検証。
<胸位置から伸ばした状態>
改札やコンビニなどで、カードをタッチするのに支障がないところまで伸びます。
<腰位置から伸ばした状態>
カードケースの中身を取り出したり、小銭を入れたりするのに問題ない長さです。
どうしても85cmじゃなきゃいけない用途は、今のところ思い浮かびません。
そもそも65cmで充分な気もします。
用途に合わせて使い分けられる2つのサイズのMAG REEL
私の場合は元々、360にiPhoneではなくカードケースをぶら下げて使っていたので、LITEの方が合っているなと感じて、即導入しました。
iPhoneを吊り下げたい、あるいは武骨でゴツめのデザインの方が好み、ということであれば360を。
軽くて小さいものをスッキリ吊り下げたい、ということであればLITEを。
用途に合わせて最適なMAG REELをお選びください。
ではまた。
Have a good camp.
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