年の瀬が近づく12月末、2018年キャンプの締めくくりに那須へ行ってきました。
寒波の到来により最低気温マイナス5度の予報の中でのファミリーキャンプということで若干の不安がありましたが、新たに入手した灯油ストーブと電源のフル活用で快適に過ごすことができました。
那須たかはらオートキャンプ場
那須たかはらオートキャンプ場は栃木県那須塩原市にあるキャンプ場で、東北自動車道の西那須野塩原ICから10分ほどで着きます。
高速から近いので便利ですね。
インターチェンジの近くにはスーパーやWILD-1があるので、食材だけでなく、薪やアウトドア用品の買い足しもできます。
区画の利用料は4,320円で、GWなどの繁忙期は5,400円になります。
プラス1,000円で電源を利用できます。
加えて、大人1名1,080円・4歳以上の小人1名540円の入場料がかかります。
綺麗な芝の区画と木立に囲まれた林間の区画から選ぶことができます。
薪は必ず置いてあるわけではないようなので、事前に確認し、販売していない場合は持参しましょう。
ちなみに販売している薪はひと束800円と少し高めです。
チェックインは13時から、チェックアウトは11時までです。
燃えるゴミと資源ゴミに分別して捨てられます。
清潔感のある場内設備
たくさんの区画とコテージがある大きなキャンプ場です。
コテージも合わせると100組近くが利用できます。
管理棟
入場ゲートを入ってすぐのところに管理棟があります。
年配のご夫婦が運営しています。
お正月間近だったのでつきたてのお餅をいただきました。
炊事場・トイレ
炊事場とトイレは場内に2ヶ所あります。
お湯が出るので冬でも安心して使えます。
洗濯機は300円で利用できます。
極寒だったのでトイレが暖房便座で助かりました。
ウォシュレットも付いています。
利用が3組だったこともあると思いますが、炊事場もトイレも汚れておらず清潔でした。
お風呂
那須たかはらオートキャンプ場には内風呂と露天風呂があります。
内風呂は予約をして貸切で使用するシステムで、露天風呂は男湯と女湯が分かれています。
ただ、利用者が少なかったため男湯にはお湯がはられておらず、女湯が一時間半ごとの交代制になっていました。
それほど広くはないですが綺麗なお風呂です。
脱衣所に屋根はありますが外と繋がっているので冬場は凍えそうな寒さです、、。
渓流
マップ左上あたりに渓流に抜ける道があります。
少し歩くと川が見えてきました。
流れが緩やかなので、夏場は気持ちよく水遊びができそうです。
この写真からは寒々しさしか感じませんが、、。
選べる2種類のサイト
サイトは芝か林間のどちらかを選ぶことができます。
混雑状況によっては希望のサイトを選べないこともあります。
今回はマップ左下あたりの電源付き芝区画サイトを利用しました。
トイレとお風呂に近い便利なところです。
綺麗な芝サイト
ここまできて今更言うことでもないですが、ご覧の通り天候は雪だったため芝は見えません、、。
西那須野ICに近づいたあたりから雪が降り始め、キャンプ場に着いた時には10cmほど積もっていました。
朝方に区画の雪かきをしてくれたようなのですがうっすら積もっていたためまずは雪かきからです。
ほら、ちゃんと芝でしょ?
地面の状態は芝のおかげで柔らかく、ペグの刺さりも良かったです。
また積もる前にそそくさと設営を済ませました。
区画の広さは駐車スペース込みで10m×10m近くはあったと思います。
1つの区画にスノーピークのドックドームPro.6アイボリーとオガワのポルヴェーラ34を並べて張ることができたので、ドックドームとタープならギリギリいけたかなぁ、という感じです。
ポルヴェーラ34は大人3人または小さい子なら2人の4人ぐらいまで使えそうなミドルサイズの2ルームテントです。
コンパクトなので区画での使い勝手が良く、前室の広さにゆとりがあります。
芝サイトは隣接して配置されているので、混み合うと密集しそうです。
木陰の林間サイト
林間サイトは大きな木の下なので、木陰で涼しく過ごせそうです。
管理棟やお風呂からは離れています。
レイアウト的に芝サイトよりは少し余裕がありそうでした。
林間サイトの地面は土です。
氷点下の雪中キャンプ
12月末の那須なので寒いのはある程度予想していましたが、降雪は予想外でした。
ひと晩明けて、朝7時ごろの状態です。
まるで吹雪の後のようですね、、。
我が家のテントにもびっしり雪が張り付いて、つららが垂れ下がっています。
ものすごく寒そうに見えますが、幕内は3帖用のホットカーペットとパネルヒーターの併用で15度以上あったのでとても快適でした。
ドックドームPro.6は全面メッシュの通気性の良さで夏向けのテントの印象が強いですが、実は風や寒さにも強いのでオールシーズン対応のとても使い勝手の良いテントです。
就寝前の雪が止んでいた時に撮った一枚です。
各グループ、灯油ストーブやホットカーペットを駆使して幕内は暖かく保たれています。
灯油ストーブは出力的には薪ストーブには敵いませんが、電源と併用できればマイナス5度でも充分快適に過ごせますね。
KR-47Aの暖房効果
0度前後の気温の中での2ルームテント内の暖房器具としてスノーピークのレインボーストーブの限界を感じていた我が家は、新たな灯油ストーブを入手しました。
トヨトミのKR-47Aです。
レインボーストーブの暖房出力が2.5kWに対し、KR-47Aは最大4.7kWと2倍近くあります。
その分、重量も12kgと2倍で、サイズもひとまわり大きいですけど。
耐熱塗料でつや消しのブラックに塗装してみました。
なかなかいい感じの仕上がりです。
完全なる自己満足ですが、、。
ストーブは高温になる部分があるので通常の塗料ではなく耐熱塗料がおすすめです。
リビングとして使った後輩のzencamper所有のヘキサライト6Pにインしてみました。
普段使っているフジカの灯油ストーブと比べて格段に暖かかったようです。
積載面での負担は増しますが、やはり出力の違いは大きく影響するようですね。
これでひとまず我が家は、よほど過酷な環境でない限りは1年通してキャンプをするのに不安は無くなりました。
ではまた。
Have a good camp.
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