例年より少し早く桜の満開を迎えた3月末、お花見ができるキャンプ場が混むのを横目で見ながら(予約が取れなかっただけ)、利根川の河口近くの河原にあるARANAMIオートキャンプ場に行ってきました。
立地的に周りには視界を遮るものが少なく、広い空を味わうことができるキャンプ場で、夜はブルームーンを眺めながら気持ち良く過ごすことができました。
ARANAMIオートキャンプ場
ARANAMIオートキャンプ場は房総半島の東端、銚子市の利根川河口一歩手前にあります。
東関東自動車道の終点、潮来ICから30分ほど東に進んだところにあります。
我が家は圏央道の神崎ICで降りて利根川沿いをひたすら下り、1時間ほどで着きました。
電源付き区画サイトとフリーサイトがあります。
区画サイトは電源込みで平日は1泊5,000円、土日祝日・GWなどは6,000円です。
サイトの利用料ページをよく見ないと5,000円と勘違いしてしまいますけどね。(^^;;
チェックインは14時、チェックアウトは11時です。
予約時の出来事
さて、ここでひとつ残念なお知らせです。
ARANAMIオートキャンプ場のWEBサイトを見ると河原にテントが張られたとても開放感のある写真が掲載されています。
抜けが良くとても気持ち良さそうだな、と早速予約の電話を。
私「あの〜、リバーサイトの予約をしたいんですけど。」
受付の方「すみません、リバーサイトは利根川に堤防ができたので利用できないんです。」
私「、、、。(それメインじゃん!!)」
一応言っておきますが対応がどうのこうのとかそういう類ではありません。
対応はとても丁寧でむしろ親近感を感じるぐらいなんですが、でもやっぱりWEBには正しい情報を早めに掲載した方がいいと思いますよ。
それがあったらなお良かったと思いますが、銚子方面に行く用事があったのと、それを差し引いても過ごしやすそうなキャンプ場だったのでそのまま予約しましたけどね。(^^;;
キャンプ場に到着
南国を思わせる雰囲気の細い道を進んでいくと。
キャンプ場に着きました。
場内マップです。
なかなか個性的なネーミングですね、、。(^^;;
正面にある区画サイトです。
もうこの時点で空がズバーンと開けています。
さすが河口の近くだけあって対岸との距離が遠いですね。
向かって右手にフリーサイトがあります。
フリーサイトの寄りです。
そこそこ広さがあります。
区画はポールとロープでやんわり区切られています。
各サイトにコンセントがあります。
若干芝が深めですが、地面は硬すぎずちょうど良い感じです。
フリーサイト脇から利根川へと続く道。
河岸はこのように堤防が設置されていました。
うんまぁ、気持ちは良いけどたしかにサイトの写真とは違いますね。
各施設の様子
区画サイトと並びでコテージ(小屋?)が4棟あります。
トイレ兼お風呂棟です。
男性用です。
竹??
綺麗なウォシュレット付きのトイレです。
家庭の洗面所にあるのと同じ手洗い場です、、。
隣りあってお風呂があります。
利用時間は当日現地での確認となります。
小さいので混み合っている場合は時間の調整が必要ですね。
ちなみにトイレとお風呂はなぜか完全に壁が仕切られておらず、音がダダ漏れです、、。
この時は利用者がいませんでしたが臭いは大丈夫か??
炊事場です。
屋根付きはありがたいですね。
中に入ってみるとまた家庭用のシンクが登場しました。(^^;;
昭和の家庭用シンクといった感じですね。
そして背後を振り返ると、、、物置???
子供の遊び場があります。
一応遊べることは遊べますが、ブランコがひとつ壊れていて修理されていないのがちょっと不安でした、、。
ゴミ捨て場は無いのでゴミは持ち帰りです。
そしてコレ。
なんか処理作業してるし、、。
どう表現するのが適切か難しいところなんですが、なんだろう、、生活感がすごくある??
トイレやお風呂などの設備が劣化しているというわけではないんですが、要らないものが置いてあったりゴチャゴチャしてたり整備されていない感が至るところに見受けられました、、。
もう一回言いますが、管理されてる年配の方(たぶんオーナーさん)の人柄はとても良くアットホームな感じで話しかけてくれるので、人の対応はとても良いのですが、いかんせん設備のメンテナンスがね、、。
設営時の出来事
さて、気を取り直して設営開始です。
こうやって川側を見ている分には言うことなしなんですけどね。笑
ちなみに先に申し上げておくと、利用者は我々を含め4グループのみでした。(^^;;
半貸切です。
ところどころに謎の切り株があるので、運転時や設営時には注意が必要です。
まだ2区画しか埋まっていなかったので、周りに誰もいない区画に行き、荷物を下ろし始めたら何やら隣の区画で管理の方が不穏な動きを、、。
コンセントに電子機器を抜き差ししてチェックしています。
まさか、、。
そうそのまさかです。
電源が来ていない、、、。
他の区画は問題なさそうだったので移動しようとしたところ、コテージからコレを引っ張って来てくれました。
パツパツに引っ張ってギリギリ区画の手前まで届きました。
まぁね、電気が使えればなんでもいいですけどね、この際。(^^;;
新幕を実戦初投入
さて本当に気を取り直して設営しました。
今回のキャンプでは新たに入手したトンネルテントdogon 4 LWを初投入してみました。
海の近くだけあって、滞在中ずっと風が吹いていたので設営時に何度か幕が煽られることもありましたが、ひとまず滞りなく張ることができました。
試し張りで設営方法や大きさはわかりましたが、やっと泊まりで居住性を確かめることができます。
設営してみました。
前室の広さは確認済みだったのですが、ひと通りのギア一式は問題なく収まり、同行の後輩A夫妻2人も含めて計6人、余裕を持って入ることができました。
肝心の写真を撮り忘れましたけどね、、。
気になっていたインナーテントの使い心地も申し分なく、ヒーターを入れた状態で家族4人が悠々横になれました。
お尻側は正しくペグダウンするとこのようにかなり幅があります。
それによりインナーテントもほぼ長方形になり、広々としています。
フライシートにスカートが無いのと、幕の大きさのためにドックドームPro.6ほどは暖かくなりませんでしたが、もっと寒い場合は前室で灯油ストーブを併用すればさらに暖めることができるはずです。
A所有のキャプテンスタッグの小型ワンポールテント、ヘキサゴンとのサイズ差がものすごくあります。(^^;;
窓が大きいため、幕内にいても景色の良さを損なうことなく過ごすことができます。
そしてこの窓が意外な効果を発揮してくれました。
まだそこまで湿気は無いので結露の発生自体が少量でしたが、大きな窓カバーがあり二重になっているおかげで、窓部分は中まで結露しませんでした。
トップは一枚なのでさすがに明け方はシメっとしてましたけどね。
サイドの幕に触れても濡れない、というのは化繊のテントとしては大きなメリットです。
また夏場の湿度でチェックしてみたいと思います。
全体的に妻からも好評で、快適さのあまり他のテントはもう要らないのでは??とのコメントがあったりなかったり、、。
振り返り
とまぁこんな感じで朝起きてみたら近くの学校の生徒らしき子たちがジョギングをしていたり、何かと想定外のことが色々あったキャンプ場でした。
ただ、ビュー的にはとても良く、おそらくさほど混まなさそうな雰囲気を醸し出していたので、施設はさておき気持ち良くキャンプを楽しめれば良いということであればアリなのかな、という印象のキャンプ場でした。
ではまた。
Have a good camp.
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