2017年の終わりが近づいた頃、オガワの2018新作テントが発表されました。
新たに6種類のテントがラインナップに加わるようです。
2017シーズンから加わったTCのバリエーションが拡充され、これまでに無い新たなタイプのテントも追加されています。
発表からしばらく経ちましたが、個人的にけっこうツボなテントがいくつかあったので、気になった点をまとめてみたいと思います。
グロッケ12 T/C
出典:キャンパルジャパン
国内メーカーではあまり見られないベルテントです。
オガワの他のTC製品から察するに、白い部分がTCで、茶色の部分がポリエステルなんだと思います。
(公式サイトに記載されている限られた情報ソースしか無いもので、、)
サイドウォールなど汚れやすい部分がポリエステルなのはお手入れ的にはラクでいいんじゃないでしょうか。
出典:キャンパルジャパン
サイドウォールとトップにしっかりベンチレーターが付いているので、換気は問題無さそうです。
我が家のシブレーは12角形で、12カ所のペグダウンと13本のロープを張らなくてはいけないので、ワンポールのわりにペグ打ちが大変なんですが、5角形のため5カ所のペグダウンで済むというのは設営の負担が大きく減ると思います。
ロープは見る限り10本張るようになっているみたいです。
風が無い時は角と入口の6本のロープで済むかもしれないですけどね。
サイドウォールの高さが72cmと高めに設定されているので、テント内の空間は広々してそうです。
グランドシートは210デニールのポリエステルで少し心許ないですが、それにより重量は14.7kg程度で済んでいるんでしょうね。
できればPVCの方が安心感があって良かったんですけどね。
対応人数は5〜6人程度、価格は税込105,840円となっています。
アポロン
出典:キャンパルジャパン
冬場の2ルームテントの有効性を感じて以来、密かにトンネルテントを比較検討していた私としては、非常に気になっていたテントです。(^^;;
気になりテントその1です。
出典:キャンパルジャパン
色味が落ち着いていて、前後左右対称の見た目のバランスが良い。
フルメッシュにできるので夏場の通気性がとても良い。
出典:キャンパルジャパン
ルーフフライがあるので結露が起こりにくく雨にも強い。
トンネル状のポールを跨ぐようにルーフに3本のポールが通っていて、設営は若干手間がかかりそうだが、その分強度は増している。
ここまではかなり納得感があります。
だがしかし、、。
出典:キャンパルジャパン
フルクローズした時のテント内の空間が少し狭いんですよね、、。
閉め切ってテント内だけでぬくぬくするにはギアの厳選と緻密なレイアウトが必要になりそうです。
あと、ベンチレーターが見当たらないのが気になります。
フロントとバックのドアをメッシュにして換気できそうではありますが。
グランドシートはこちらも210デニールのポリエステルです。
オガワはオプションでPVCシートを販売するのが基本スタンスですね。
PVCシートを買うか、ホームセンターで防水シートを買うかの対策が必要です。
ホームセンターでは色々なサイズの防水シートが安く売られているのでおすすめですよ。
メインポールが太いからか、23kgとそこそこ重さがありますがそれはさほど気になりませんね。
対応人数は5人、税込156,600円です。
ティエラ ラルゴ
出典:キャンパルジャパン
オガワのフラッグシップモデルの2ルームテント、ティエラシリーズの新作です。
気になりテントその2です。
ラルゴはイタリア語で「ゆったり」という意味だそうで、ふむふむ、私が目指しているコンセプトにぴったりです。
まずはこちら。
出典:キャンパルジャパン
リビングが300cm×380cmあります。
このぐらいのスペースがあれば4人家族でもフルクローズでギアをレイアウトでき、ゆったり過ごせそうです。
出典:キャンパルジャパン
外側から見るとルーフフライが無いんですが、写真で見るとインナールーフが付いているようです。
ルーフが1枚だと遮光性と結露が心配ですからね。
出典:キャンパルジャパン
トップ2カ所と前後2カ所ずつの計6カ所にベンチレーターが付いています。
そしてこのティエララルゴは他のテントと異なり、インナーテントの素材がTCでグランドシートがPVCになっています。
通気性を高め、ボトムの強度・耐水性が強化されています。
あとは設営難易度がどのぐらいかなのですが、ポールの構造がわからないので設営の手間がどの程度なのかはまだ想像がつきません。
早く実物を見てみたいです。
海外の販売サイトだと目安の設営時間が書いてあったりしますが、日本のサイトもそういった情報を記載してくれると助かるんですけどね。
5人用で税込170,640円です。
ロッジシェルターTC
出典:キャンパルジャパン
続けて気になりテントその3です。
ロッジシェルターのTCバージョンです。
この時代と逆行したスタイルにオガワらしさを感じますね。
出典:キャンパルジャパン
高さがあり、空間の広さも言うことなしですが、形的に風には弱そうなので、風が強い時は風向きを考えてロープをしっかり張るなど対策が必要になりそうです。
フルメッシュにできるので、TCにする必要あるの?っていうぐらい通気性は良さそうですね。
傾斜が弱いルーフの部分は210デニールのポリエステルで耐水圧が1,800mmなので、雨漏りの心配は無さそうです。
ルーフが二重になっているので結露も軽減してくれそうです。
そういったところはしっかり考えられてますね。
出典:キャンパルジャパン
ロッジシェルターのインナーテントを使うことができ、インナーテントを使用しても230cm×350cmぐらいのリビングを確保することができます。
5人用で税込170,640円です。
ただ、、、インナーも含めると22万円です。。。
ヴィガス
出典:キャンパルジャパン
こちらは2〜3人用のコンパクトなドームタイプのテントです。
サイズのわりにしっかりした前室があるのでゆとりをもってくつろげそうです。
価格は70,200円です。
トリアングロ
出典:キャンパルジャパン
タープ一体型の珍しい形をしたテントです。
テントは大型のタープに吊って張られています。
キャンプ仲間のtomotech54が所有しているニーモイクイップメントのダークティンバーというテントに非常によく似てますね。
対応人数は5人で、価格は99,360円です。
と、こんな感じでいくつか気になっているテントがあるものの、細部やサイズ感など不明なところがあるので、発売されたらただちにチェックしに行ってみようと思います。
ネクストテントの候補に入るかどうか、それからじっくり考えてみます。
ではまた。
Have a good camp.
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