寒さが厳しくなりつつある11月の半ば、休日の予約はなかなか取れない人気の高規格キャンプ場「キャンプアンドキャビンズ」に、グリンヴィラに続き、金曜泊で予約を横から差し込んで行って参りました。
金曜泊は空いててのんびり過ごせる上に予約も取りやすいので、これはクセになってしまいそうです、、。(^^;;
キャンプアンドキャビンズ
キャンプアンドキャビンズは栃木県の北部にあり、東北自動車道の那須ICから7分ほどというアクセスが良いキャンプ場です。
雰囲気的には森の中のキャンプ場という感じで、木立に囲まれながらのんびりと過ごすことができます。
設備が充実しているのはもちろんのこと、ワークショップなどのイベントが頻繁に開催されており、純粋にキャンプをする以外にも楽しめる要素が充実しています。
特にファミリーに優しく、トイレやシャワー、炊事場など親子で一緒に利用しやすいように配慮が行き届いています。
料金は1区画1ファミリーという設定になっていて、18才以下であれば何人いても料金が変わらないという家計に優しい料金プランなのもありがたいですね。
大家族に優しい!
大人は三人目からは追加料金がかかります。
料金はバリュー・レギュラー・トップと利用日によって3つの価格帯があり、平日や冬などの空いているタイミングであればトップシーズンの約6割程度のお得な料金で利用できます。
料金は利用する区画のタイプによって異なります。
基本のチェックイン時間は14時でチェックアウト時間は13時と若干変則です。
料金同様に利用日や区画によって時間が異なりますので詳しくは公式サイトの施設一覧でご確認ください。
施設の様子
とにかく至るところにネタが満載で、1泊の利用では見切れないぐらいです。
管理棟
管理棟入口です。
ここでチェックイン、チェックアウトの手続きをおこないます。
管理棟内にあるキャンパーの憩いの場です。
大型の薪ストーブが焚かれていてとってもあったかい室内です。
ビジターが自由にくつろげるスペースです。
イベントスケジュールが掲載されています。
週末は色々な催しがあります。
メキシカンハンバーガー作りに参加したかったんですが、チェックイン時にはすでに予約がいっぱいでした。
参加したいイベントがある場合は事前に予約した方が良いみたいですね。
1,500円でハンモックをレンタルできます。
区画にはハンモックを掛けるためのポールが設置されているので、すぐに使うことができます。
チョコのガチャガチャのようなものがありました。
備え付けのカップに入れられます。
田舎の道路脇にありそうな採れたて野菜の直売所のような野菜売り場がありました。
各所でこのセルフシステムが採用されていて、アットホームな雰囲気を感じます。
自分でニョロニョロっと入れられるソフトクリームマシンがありました。
味のラインナップはたくさんあります。
貸し出し用の熊手です。
合間の時間には施設の方が落ち葉をひっきりなしに掃除していました。
秋は落ち葉がたくさんあるので大変そうですね。
お掃除するとチェックアウトの時にお土産がもらえます。
集めた落ち葉を焚き火に使うのもいいですね。
美味しい焼き芋が焼けそうです。
ゴミ捨て場は管理棟にあります。
ハッピーホーム
ハッピーホームは管理棟の中にある、個性的な雑貨や、手軽なDIYグッズを販売しているお店です。
ものづくり系のワークショップが開催されています。
C. C. ショップ
売店です。
管理棟の受付の横にあります。
キャンプの消耗品が充実しています。
エリステのカラー展開が豊富にありました。
食料も豊富です。
このキャンプアンドキャビンズオリジナルのペグ用前掛けはかなり使い勝手が良さそうです。
薪コーナー
管理棟入口の横にあります。
薪は1束500円です。
ショップが閉まっている夜間でも購入できます。
料金は翌日支払います。
火付きが良い薪や長く燃える薪などいくつか種類があり、必要に応じて選べます。
トイレ
トイレは場内に3カ所あります。
これは管理棟のトイレです。
綺麗ですね。
管理棟のトイレはウォシュレットが付いています。
子供用の手洗いがあります。
炊事場
管理棟付近にある炊事場です。
お湯が出ます。
お湯が出る炊事場はもはや高規格の標準スペックですね。
炊事場の周りは風が吹き込まないようにシートで覆われています。
炊事場の脇に灰を捨てるところとペグの洗い場があります。
温泉
管理棟の横に露天風呂があります。
脱衣所の入口です。
ナイトクラブ的なネオンサインですね。笑
そんなに広くないので空いている早めの時間を狙っていきましょう。
冬場は洗い場がとっても寒いですよ。(^^;;
ピザハウス
管理棟と並びで建っているピザハウスです。
25cmの立派なピザをテイクアウトして食べられます。
スタッフの方がピザ生地を作っているところをのぞき見。
全品500円で、パスタもあります。
食べかけのマルゲリータとカルボナーラ。
カスタードと生クリームとベリーのデザートピザ。
どちらも美味しかったです。
撤去後の昼食など簡単に済ませたい時にいいですね。
じゃぶじゃぶ池
管理棟の裏手にはじゃぶじゃぶ池や子供の遊び場が広がっています。
平日は水が張られていないようです。
夜はライトアップされて華やかになっています。
土曜のお昼には水が張られていました。
暑い時期は絶好の遊び場ですね。
子供の遊び場
じゃぶじゃぶ池の脇とキャンプ場入口横の2カ所に遊び場があります。
こちらはキャンプ場入口横のアスレチックです。
アクティブな遊具が色々あります。
小さい子でもできるように作られているのが嬉しいですね。
こちらはじゃぶじゃぶ池の脇にある遊具です。
秘密基地のような手作り感があって良い雰囲気ですね。
巨大オセロです。
宝探しができる洞窟です。
1回500円です。
見つけたお宝は持ち帰れるみたいですよ。
大人でもちょっとやってみたい。
ヤジロベーという巨大シーソーです。
管理棟の横にあります。
500円で20分間できます。
空いていればすぐできますが、予約制なので早めに予約しましょう。
ハッピーホームでオーナメント作り
さきほど紹介したハッピーホームで、クリスマス用のコルクボードやオーナメントを作成するワークショップがおこなわれていたので、参加してみました。
クリスマス用なので期間は12/25までで、10時から16時の間であればその場で受付をして参加できます。
転写シートから絵柄を選びます。
輪切りの木の板にあわせてシートを切り取ります。
木の板に糊を塗りシートを貼り付けます。
ドライヤーでノリを乾かしてから、指に水をつけて真ん中から少しずつくるくるして紙をはがします。
乾かしてノリでコーティングして完成です。
かわいくラッピングしてくれました。
小さい子でも簡単にできて、持ち帰ってツリーに飾ることができるので良い思い出の品になりますね。
ステンシルのコルクボードはこんな感じです。
サイトの様子
今回は恒例のキャンプ仲間zencamperとのツアーだったので、広めのオートキャンプサイトを予約しました。
区画の広さは約14m×14m相当と広めで、20A×2の電源付きです。
広めのオートキャンプサイトの料金はバリュー5,500円・レギュラー6,500円・トップ9,000円です。
グループだと大人3人目から1人あたり1,500円、車2台目から1,000円追加になります。
全体マップです。
面積はだいたい同じですが、区画によって形が異なります。
今回は場内のほぼ真ん中あたりのどこに行くにもすぐ近くという非常に便利な区画でした。
管理棟の近くですが、もうひとつ別のトイレも目の前にあります。
トイレやシャワーがある建物です。
縦長の区画だったので、クルマを縦に2台並べて停めました。
場内は傾斜がありますが、区画は段々畑のように平らになっています。
それぞれの区画は、木立でやんわり区切られています。
なかなかの広さですね。
今回我が家はドックドームPro.6アイボリーです。
翌日に雨が降るかも予報だったのでコットンはやめました。
そして今回彼らがひっさげてきたのが、ニーモのヘキサライト6Pです。
前回のキャンプで、冬場のオープンタープの無力さを感じていたタイミングでのシェルターの登場です。
品薄でなかなか買えないですが、偶然WILD-1でラス1を見つけて衝動買いしてしまったとか。(^^;;
衝動買いにしてはそこそこお値段が、、。
余裕を持って設営できました。
もう少し大きいテントでも入りそうですね。
ヘキサライトの中にゴーライトのシャングリラ5を過保護張りしています。
最初はメッシュインナーだけでしたが、寒いので後でフライシートをかけました。
予報最低気温は3度ですからね。(^^;;
前回のキャンプでは強風により効果が薄かった武井バーナーが真価を発揮しています。
フジカハイペットとの2台使いです。
シェルターに覆われたところから出るとだいぶ体感温度が違いました。
サイドは出入りする以外の3面が覆われているので暖気を逃さなかったようです。
サイトの地面は細かい砂利が敷かれています。
砂利ですが、細かく丸い砂利のためボコボコと突き出すことはなく、地面の感触はクッション性があり良好です。
ただ、砂利は柔らかいのですが、その下の土は非常に硬いです。
弱いペグだと曲がってしまうかもしれません。
ハンモックで遊んでみた
ハンモックをレンタルして使ってみました。
区画にハンモックを掛けるためのポールがあるので気軽に楽しめます。
落ちては泣いてを繰り返す息子。(^^;;
目を離すたびに泣き声に呼ばれるので全然作業がはかどらない、、。
取り合いになりつつも時には仲良く一緒に乗ってみたり。
暖かい季節にゆらゆら昼寝なんかできたら最高でしょうね。
朝の散歩
早起きして時間があったのでぶらっと場内を散歩してみました。
キャンプ場の1番奥の方が少し高くなっていて見下ろしてみました。
土曜の朝なのでビジターはチラホラですね。
このあたりは広めのオートサイトエリアです。
レイサ6を並びで2張りしている方もいたのでわりとゆとりがあります。
中央付近は通常のオートサイトエリアです。
通常のオートサイトは10m×10mなので車1台とテントとタープまたは2ルームテント1張りぐらいのスペースです。
それでもゆとりがある方ですね。
奥にはコテージが見えます。
地図の管理棟左手方面は主にコテージエリアでたくさん建ち並んでいます。
コテージ利用の方がけっこういました。
気軽に来て遊びを楽しみたい時は良いかもしれませんね。
管理棟右手方面はコンセプトサイトエリアです。
ここは「焚火サイト」ですね。
屋根付きの焚き火リングが備え付けられています。
道具を減らしてラクできそうです。
ここは「囲炉裏サイト」です。
囲炉裏の上にはダッチオーブンなどを吊るせるフックが付いています。
もちろん屋根付きです。
「語らいキャビン」です。
ちょっとしたリゾート施設のような充実した設備があるようです。
他にも色々なコンセプトサイトやコテージがあり、それぞれ違う楽しみ方ができそうです。
フレンチトーストを求めて
朝の7:30になるとどこからともなく音楽が鳴り、人が管理棟方面に集まりだしました。
皆さん手にお皿を持っています。
行ってみると、その理由はこちら。
100円のモーニングサービスです。
フレンチトーストとコーヒーかコンソメスープが買えます。
並んでいるうちに時間をオーバーしてしまいましたが、並んでいる人には販売してくれましたよ。
いやらしい話、食パンの原価からすると元は取れてるとは言え、100円っていうのはすごく良心的ですよね。
甘さはほどほどでとっても美味しくいただけました。
できたての温かいのを食べたいですね。
200円でソーセージも買えます。
キャンプアンドキャビンズってこんなとこ
キャンプアンドキャビンズは、設備がキレイで整っている、炊事場でお湯が出る、温泉がある、などのいわゆる高規格キャンプ場が備えている条件は基本条件として満たしているように思います。
それ以上に、見た目にも楽しい作り込まれた世界観や、頻繁に開催されている催し、さりげなく感じる施設のスタッフさんのホスピタリティなど、人間味のある雰囲気が印象に残っています。
キャンプを楽しみながら賑やかに人との交流も楽しみたい方にはうってつけの環境なんじゃないでしょうか。
1泊程度ではとても遊び尽くせないですし、季節に応じて異なるイベントが開催されているので、また行っても新しい雰囲気を味わえそうな気分にさせてくれるキャンプ場ですね。
その証拠に、今回はサイトの写真があまり撮れてません、、。(^^;;
WILD-1西那須野店
恒例のご当地シェラカップ巡りの旅です。笑
キャンプアンドキャビンズからWILD-1西那須野店までは車で30分以内なので、コレは行くでしょ、と。
西那須野店はキャンプ用品売り場が狭かったです。
これで地元の埼玉に続き、栃木も制覇です。
ではまた。
Have a good camp.
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