今日のお題はバーナー、そう、失礼ながら、私が不要と思っていたバーナー様です。
以前、焚き火の記事で、火は焚き火だけで事足りると思っていた、と申し上げましたが、、、なんと傲慢だったことでしょう。
ある時、朝に飲むコーヒー周りをどうするか考えていたら、ふと気づいたんです。
「お湯、、、、どうやって沸かす???」
もうね、浅はかでした。(^^;;
朝起きて、そこからまた火を起こすのか?
目覚めのコーヒーが飲みたいのに??
前置きが長くなりましたが、目的にあわせたバーナー選びを進めていきましょう。。
燃料の違いを知っておく
燃料のガスには二種類あります。
ひとつはCB缶と言われるもので、家庭用のカセットコンロなどでも使用されるものです。
こんな感じ。
もうひとつはOD缶と言われるものでして、アウトドアメーカーから出されているアウトドアギア専用のガスです。
OD缶はこちら。
なんかそれっぽさ出てますよね。
ちなみにオシャレなOD缶をさらにオシャレに演出する専用カバーも出てたりなんかします。
これらは、燃料のガスの構成が異なっており、そのため性能にも違いがあるようです。
それぞれのメリット・デメリットをまとめてみました。
CB缶
〈メリット〉
〈デメリット〉
OD缶
〈メリット〉
〈デメリット〉
バーナーとしての性能という意味では、OD缶に分があるようですね。
ただ、我が家はド初心者のファミリーキャンパーですから、まだ冬キャンプをやる気もやれる余裕も無いので、そこまで悩まずに好きなのを選んでいいのかな、と。
とにかくコンパクトなシングルバーナー
調べていくと驚くのは、バーナーに限らず、調理関係のギアはものすごく豊富にあります。
お湯をあっためてカップ麺で済ませるパターンから、燻製をしてみたりピザを焼いてみたりと本格的なパターンまで調理方法も幅があるので、腕とやる気に見合ったものを適切に選んでいくのが賢いバーナー選びかな、と。
我が家のとりあえずの目的は、「コーヒーを飲むためにお湯を沸かしたい」だったこともあり、そこまで高スペックなものは求めていなかったので、小型のシングルバーナーを中心に比較していきました。
ユニフレーム / ミニバーナー US-700
CB缶
独自の形状が特徴のユニフレームのコンパクトバーナーです。
ガスを横から刺して使うタイプで、それにより接地面積が広がり見た目よりは安定します。
ただ、本気料理は考えない方が無難だと思います。
プリムス / 153ウルトラバーナー
OD缶
アウトドア用コンパクトバーナーの定番スタイルですね。鍋を支える羽(ゴトク)をパタパタとたたんで小さくなります、かなり。
形状から分かる通り、安定感は少し足りないので、できる調理の幅は限られます。「調理」と言うより「加熱」ですかね。
キャンプというより登山向けなんじゃないでしょうか。
8,500円〜10,000円前後で購入できます。
ソト / レギュレーターストーブ ST-310
CB缶
こちらも横からガスを刺すタイプで、ゴトクがしっかりしてるので重さがある鍋もいけて、オプションで風防を取り付けることができます。
そしてCB缶にも関わらず、寒さに強く安定した火力を出せるスグレモノ。さすが、火器専門のメーカーですね。
スノーピーク / ヤエンストーブ レギ
OD缶
スノーピークからは色々なタイプのバーナーが出ているんですが、どちらかと言うとこのヤエンストーブレギは、登山者とか釣り人とかソロキャンパーとか、玄人用途向けに思います。説明を見る限り。
ではなんでファミリーキャンパーごときが気になったかと言うと、単にデザインがカッコいいから。なんかスタイリッシュじゃないですか、アルパ・アジールみたいで。(ガンダムネタ)(^^;;
不整地での使用にも対応していて、形状的な安定感もあるので、コンパクトバーナーとしては充分すぎるスペックなんじゃないかと思います。
しっかり料理できそうなシングルバーナー
スノーピーク / ギガパワープレートバーナーLI
OD缶
スーパーおしゃれなOD缶バージョンのカセットコンロですね、ハイ。スノーピークはとことんオシャレなので参りますね。。
収納時は足を折りたためます。
イワタニ / カセットフー マーベラスⅡ
CB缶
ザ・カセットコンロアウトドア版です。
フタが風防になっていたり、フタを閉めてそのまま持ち運びスタイルになったり、とても合理的に考えられていますね。
ソト / シングルバーナー ST
CB缶
ユニフレームのテーブルトップバーナーと同様に、本格料理に対応できます。
風防付きで屋外でも安定した火力を実現しています。
すごく欲しい。。
カセットガスジュニアコンパクトバーナーの特徴
そして買ったのはこちら。
イワタニのカセットガスジュニアコンパクトバーナー。
一番の特徴はその価格で、サイトにもよりますが概ね3,500円以下と圧倒的にリーズナブルです。燃料はカセットガス(CB缶)なのでランニングコストも安く収まります。
ただ、使える鍋の大きさが鍋底16cmまでとなってますので、料理をしようとすると使える鍋のサイズなどにより、できることは限られてしまいますね。
たたんだ状態の図。握りこぶしぐらいの大きさですかね。本体重量は274gと見た目からわかる通りとても軽いです。
連続使用時間は120分となっています。
専用のハードケースに入っています。収納も便利。
華奢な作りなので、安定感が足りないように見えますが、使用時は写真のように燃料のガス缶でガシっと支えられますので、ちょっとやそっとでは揺れ動きません。
まとめ
CB缶のガスはホームセンターやスーパー、コンビニでも売っている一般のものでも使えるようですが、原則的には各メーカー自社製品を推奨しています。
また、燃料の種類が異なっていると、片方が無くなったからと言って、他のストックを使うことはできません。
それを踏まえると、ガスを使うギアはメーカーを統一した方が、予備の燃料のストックがしやすくなり、荷物を減らすことができます。
別の店で分けて購入するのも手間ですよね。
バーナーの他にもランタンでもガスを使うものがありますので、まとめて考えると無駄なく揃えることができると思います。
とか言いつつ、我が家はバーナーとランタンで別メーカーのものを選んでしまいました。。
ではまた。
Have a good camp.
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