ついに我が家に待望の新幕がやって来ました。
ネクストテントを探すこと数ヶ月、やっと探し求めていたテントを手にすることができました。
新しいテントは2ルームタイプのもので、設営のしやすさを考慮してトンネルテント一択と決めていました。
そして辿り着いたのは海外のNOMADというブランドです。
NOMAD(ノマド)
NOMADはオランダのアウトドアブランドです。
今回のテント探しで知ったので正直詳しくはないですが、色々な通販サイトの説明を見る限り、ハイクオリティな登山向けギアを提供しているブランドのようです。
価格的には機能素材インナーが7,000円〜1万数千円あたりのゾーンになっているので、日本で買える本格派のアウトドアブランドの価格帯と同じぐらいですね。
ノースフェイスとかパタゴニアとかホグロフスとか。
テントだけでなく、寝袋やマット、バックパック、アパレルなども扱っています。
テントの種類は少人数用からファミリー用までサイズが豊富で、素材もポリエステルのライトウェイトからコットン混紡までバリエーションに富んだラインナップになっています。
公式オンラインストアでは日本への配送もおこなっています。
DOGON 4(+2) LW
DOGON 4 LWはファミリーテントにカテゴライズされた大型のトンネルテントです。
幅が330cm、長さが650cmあるので、全てのギアを幕内に入れて過ごすことができます。
前面に開放感のある6枚の大きな窓があり、テントの中にいながら外の雰囲気を味わうことができるところにとても魅力を感じました。
サイドの出入口には庇が付いており、出入りの時に雨がテントの中に入るのを防いでくれます。
前の左右2ヶ所と後ろの中央にベンチレーターが付いています。
ポールは安心のDAC社のアルミポールを使用しています。
フライシートはPUコーティングのリップストップ加工のポリエステル100%で耐水圧は4000mmなので雨でも全く問題無いですね。
オプションのジップインフロアを使うとお座敷スタイルもできます。
後側に吊り下げ式の4人用インナーテントが標準装備になっていて、オプションで前側に2人用のインナーテントを取り付けることもできます。
新幕購入に至るまで
理想のトンネルテントを求めていろんな国のアウトドアショップのウェブサイトを探した結果、条件に合うものを見つけられたわけですが、そもそもこのDOGON 4 LWは、2016年あたりにリリースされたモデルで、2017年末から2018年初にかけて探している時点で型落ちでした。
というわけでまず全然在庫が見つかりません。
商品ページはあるもののほとんどのオンラインストアは在庫切れとなっていました。
やっと見つけたドイツのアウトドアショップではセール品はオンラインでは買えないと断られ、次に見つけたイギリスのアウトドアショップではオーダーした後に、在庫切れですと連絡が来て、二度も買い逃す羽目になりました。
そして探しまくった末に、やっとの思いでオランダのSOELLAARTというアウトドアショップで見つけたんですが、日本への配送はおこなっておらず、同じEU圏内のアイルランドの友人宅を経て、この度、無事に我が家に到着するに至りました。
外装の段ボールは輸送によりそこそこダメージを負いつつも中身は厚手のビニール袋に包まれていたので特に問題はありませんでした。
がしかし、幕を広げてみるとくるまれていたポールの収納袋が破れていました。
まぁ袋なのでヨシとするか。
余り物の帆布で直ちに妻に直してもらいました。
キャンペーン中か何かだったのか、頼んでいない寝袋が同梱されていました。
このせいで送料がだいぶ多くかかってしまうという、、。
寝袋はもう要らないのに、、。
最初の在庫を見つけたのが1月の中旬。
3月の中旬に手に入れるまで丸々2ヶ月もかかりましたよ。。。(><)
今回のテント選びで重視したポイント
なんでそんなに手間をかけてまでこのテントにこだわったか、、。
これまでの経験から得た使い勝手の良いファミリーテントとして満たしたい条件を、かなり的確に満たしてくれたからなんです。
ではその満たしたかった条件がなんなのかと言いますと、それはこんな感じです。
前室が広い
前室のサイズが4m×3.3mあり、全てをこの幕内で済ませることができます。
雨の時、寒い時、まだ子供が小さい我が家にとってはいわゆるお籠りスタイルができるというのは大きなメリットです。
インナーテントが広い
フライシートが大きいだけでなく、インナーテントのサイズも幅3m×奥行2.4mあり、寝る時も余裕を持って広々と過ごせます。
寒い時にヒーターを置くスペースも確保できます。
設営、撤収しやすい
トンネルテントは2ルームタイプとしては設営しやすいのに加え、幕内が広いためタープを張らずに済ませることもできるので、設営の負担はかなり軽減されます。
機動力が高い
まぁそもそもサイズが大きいため18kgほどあるので軽いわけでは無いんですが、同じようなサイズのテントと比べると、軽い方に当たります。
持ち運びがラクなのはおじさんにはありがたいことです。
幕が濡れても気にならない
ポリエステルのテントなので濡れた後の乾燥はさほど手間がかかりません。
どっちつかずな天気の時に迷わず使うことができます。
大きな窓がある
ここがかなり大きなポイントです。
幕の中にいても外の雰囲気を味わいながら過ごすことができる。
閉めているのに開放感がある。
在庫が見つからず何度も諦めかけた私に、妻が「窓が欲しい」と言い続けたことでこの度入手するに至りましたから。(^^;;
最終選考に残ったトンネルテント
今回のテント選びの過程で気になった、他のトンネルテントを紹介します。
NOMAD / DOGON 4 Air
購入したDOGON 4のTCバージョンです。
サイズや基本機能は同じです。
LWを買い逃した時に何度かAirに浮気しそうになりましたが、重量があり、濡れた時の乾燥が手間なのと、価格が20万円以上するのでさすがに諦めました。(^^;;
LWと同じくAirも型落ちですが、LWよりはまだ在庫が残っているようでチラホラ見かけました。
また、全く同じかどうかはわかりませんが2018年の春にDOGON 4 LimitedというTCの復刻バージョンが出るようです。
Eureka! Europe / Habitat BTC RS
Eureka! Europeはオランダのアウトドアブランドで100年以上前からテントを提供しているようです。
オランダのオガワ的存在か。
国や地域によって流行りが異なるのか、他のメーカーも含めてヨーロッパのファミリー向けテントはトンネルテントが主流なようで、ものすごくたくさんの種類があります。
このテントはHabitat RSというモデルのTCバージョンです。
デザインや機能はかなり良かったんですが、DOGON 4 Airと同じ理由で見送りました。
Nordisk / Reisa 6
こちらは今更言うまでもない日本で普通に買えるノルディスクの人気幕です。
実物を見に行ったりしましたが、インナーテントのメッシュが塞げない構造や窓のサイズが条件に合いませんでした。
Jack Wolfskin / Travel Rodge
ジャックウルフスキンはドイツのアウトドアブランドです。
30年以上前にバックパックが日本で流行った記憶があるのは私だけでしょうか。
アパレルだけかと思っていたらテントもあるんですね。
アウトドアヴィレッジに直営店がありますが、店内にテントは見当たりません。
度々展示されているのを見かけたことがありますが日本でも買えるんでしょうか??
トラベルロッジは実物を見たことがありますが、サイズ的にも機能的にも使い勝手は良さそうでしたね。
TATONKA / FAMILY TREK
日本でもタープが人気のタトンカですが、試しに調べてみたらテントもありました。
しかもなかなかオシャレじゃないですか。
カラーも妻の好きなグリーン系。
「コレはイケる!」と思いプレゼンしてみましたが、「窓が小さい」と一蹴されてしまいました、、。
OGAWA アポロン
日本代表はオガワのアポロンです。
発表された時はこれは良いかもしれない、と思い楽しみにしていたんですが、サイズを見る限り中に全てを収納するのは難しそうだったので断念しました。
窓も無いですしね、、。
また追って試し張りと細部の様子をアップしたいと思います。
ではまた。
Have a good camp.
コメント
nomadのテントは製造国はどこになりますか?中国でしょうか?
こんにちは、コメントありがとうございます。
はい、我が家のNomadのテントはMade in Chinaになっています。
はじめまして。
SOELLARTで購入されたのですね。
4年ほど前、私が注文した際には日本への発送はオーケーでしたが、今は対応しなくなっちゃったんですね。
私は今回別のサイトでテントを注文しましたが、未だフランクフルト国際空港で足止め食ってるみたいです。f^_^;
音丸さん
コメントありがとうございます!
ご存知なんですね!
今はEU圏内しか配送はしていないようなんですが、どうしても欲しかったのでオーダーしました。(^^;;
海外サイトはまだ日本では扱っていないテントがたくさんあっておもしろいですよね!
お買い上げのテント、早く届くといいですね!