1年経って2ルームテントがいかにファミリー向けか実感した話

ギアを買い始めてから約1年、初めてのキャンプに行ってから9ヶ月ほど経ちまして、ひとまず日常的な環境下でのキャンプはだいたい経験することができました。

もちろんまだまだ未体験な部分の方が多いですが、関東圏でファミリーキャンプレベルで年間通してキャンプをするとどういうことがあるか、ぐらいの理解はできたんじゃないかと思います。

そしてキャンプに行く都度、「こういう時はどうしたらいいのかな?」に対する答えを探してきたわけですが、主役のテントに関して、そういったことをアレコレ考えなくていいファミリーキャンプ向けの万能テントが、結局のところ2ルームテントだったんじゃないかと、今更ながらに感じてしまった次第なんです。(^^;;

2ルームテントって?

ここで言う2ルームテントとは、大きいフライシートの中にインナーテントを張れて、広めの前室を確保できるオールインワンのテントのことを指しています。

2ルームシェルターやトンネルテントなどタイプは色々ありますが、重要なのはフライシートの中にインナーテントと前室がまとまっている点です。

スノーピークの2ルームシェルターを例に特徴を挙げてみましょう。

トルテュPro.の外観です。

リビングと寝室がこの中にあるのでそれ相応の大きさがあります。

サイズは幅360cm×奥行580cm×高さ205cmです。

やはりなんと言ってもこの広い前室が大きな特徴です。

4人家族なら焚き火以外はこの中でできてしまいます。

そしてベッドルームに直行です。

インナーテントはフライシートに吊り下げるタイプのものが多いですね。

高さがあるので背の小さい女性だと届かないかもしれません。

2ルームテントのどこが良いのか?

私が感じた2ルームテントの良いところを羅列していきます。

それだけで済む

テントとタープ、またはシェルターだとその時点で2つの幕があり、さらにポールだなんだと付属品も含めると色々あります。

荷物が多くなり、場合によっては何か忘れてしまうこともあり得るので、それだけあればとりあえず夜の寝床が確保できる2ルームテントはわかりやすいですね。

雨天に強い

夏場は涼しいのでオープンタープが望ましいですが、風が吹いて雨が横から吹き付けると濡れてしまいます。

大切なギアがダメージを受けてしまうかもしれません。

2ルームテントは出入り口を閉めてしまえばそうそう雨は入り込まないので雨が降っても安心です。

暖房器具を有効に使える

寒くなって暖房器具を使う時に、シェルター状になっているため暖かい空気をとどめておけます。

フルクローズできる幕とそうでないものでは暖房効果にものすごく差があります。

※テント内での灯油ストーブなど火器類の使用は、不完全燃焼による一酸化炭素中毒の危険があります。

ご使用の際は換気をよくおこない、自己責任のもとお願い致します。

オールシーズン使える

暑い時、雨の時、寒い時など、通常時とは違いちょっと困る時にでも、特に何かを追加したり対策することなく、そのまま乗り切れます。

我が家の今の装備は、暖かいが狭いドックドームPro.6、広いが灯油ストーブの火力だけでは暖かくならないシブレー450、冬はあまり活きないオープンタープ、という感じで寒さに挑むには心許ないラインナップになってしまっています。(^^;;

幕内が広い

大雨や冬などの閉め切らなければいけない時に、小さいテントだと身動きが取れず息が詰まってしまいそうですね。

そこそこ行き来したりできる広さがあれば過ごし方の幅も広がりそうです。

二重構造

これも特に寒い時に有効なんですが、インナーテントがフライシートに包まれているため、空気の層ができて、寒さを和らげてくれます。

窓ガラスも1枚より2枚の方が暖かいというアレと同じ原理です。

サイズが大きいため、我が家のドックドームPro.6の暖房検証で得られた効果よりは下がると思いますが、ダブルウォールのポリエステルテントでの暖房効果は実証済みです。

暖かさが足りない場合は、インナーにヒーター、前室に灯油ストーブという合わせ技も効きそうです。

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区画サイトで使いやすい

シーズン問わずのことですが、そもそも日本のキャンプ場の作り自体、フリーサイトが少なく、区画サイトが優勢でした。

関東ではかなり狭い区画もあります。

(まだあまり遠くに行ったことが無いので関東以外がどうなのかはわかりませんが、、)

フリーサイトでも繁忙期は区画になったりしますしね。

電源サイトに至っては完全に区画です。

10m×10mぐらいのサイズがあればさほど気にしなくていいのですが、その広さもフリーサイト同様に少数派です。

8m×8mや8m×6m、それ以下の区画もザラにありますが、そのぐらいになると、明確にその区画に入るように計画した設営じゃないと入りません。

我が家のような大型コットンテントとオープンタープとかは相当厳しいですから。(^^;;

自立式2ルームテントの場合、テントの縦横サイズとクルマさえ入ればオッケーなので、かなり多くの区画に対応できます。

入るかどうかのシミュレーションもラクですし。

2ルームテント選びのポイント

ではどういう点を意識しながら2ルームテントを選べばいいのかポイントを挙げてみました。

サイズは?

2ルームでもサイズは色々あります。

我が家のような4人家族を例に挙げると、幅3〜4m、奥行5.5〜6mぐらいあれば、閉め切って中で過ごす時もそれなりのスペースが得られます。

素材

汚れや濡れに強く、比較的軽いポリエステルなどの化学繊維素材のテントをおすすめします。

(コットン系の2ルームテントの方が珍しいのでそれほど考えなくていいところ)

厚い生地の方が耐久力がありますが、2ルームテントのサイズで生地が厚いと相当な重さになるので覚悟が必要です。(^^;;

75デニールもあれば充分に実用レベルと言えます。

ポリエステルであれば熱を逃がさないので、寒い時期の暖房効果も期待できます。

設営方法

2ルームテントは大型なので、一人での設営が困難なものもあります。

子供が小さい場合、状況によっては一人でしかできないこともあるので、設営の難易度がどの程度なのかはしっかり確認しておきましょう。

メッシュウォール・ドア

化学繊維のテントは夏場は熱がこもりやすいので、中が非常に暑くなります。

ドアをメッシュにできたり、メッシュの窓の数が多いと、風通しが良く、快適に過ごせますね。

ベンチレーター

メッシュ窓と同様に換気用のベンチレーターがしっかり付いているかどうかも重要です。

換気が悪いと、結露でテント内に水滴が垂れたりする他、ストーブ使用時に空気がこもって不完全燃焼の恐れがあります。

スカート

スカートがあれば風の侵入を防ぎ寒さを和らげることができます。

また、雨が降った時に中に水が跳ねるのも防ぐことができます。

ルーフフライ

できれば、フライシートの上にもう一枚かぶせるシートがあるものをおすすめします。

屋根が二重になっていると、気温差による結露の発生を和らげることができ、冷気暖気を遮断する役割もあります。

また、基本的にそれなりのテントであればちょっとやそっとの雨では雨漏りはしませんが、二重になっていることでより安心感が高まります。

ドアの跳ね上げ

出入り口をポールで跳ね上げられるタイプは開放時に日よけ、雨よけの役割を果たすので、快適に過ごせるスペースが増えます。

テントによってフロントだけだったり、サイドも跳ね上げられたりするので、どのような設営ができるのかは確認しておいた方が良いでしょう。

条件別2ルームテントラインナップ

では実際に、どのような2ルームテントがあるのか、私の目線で条件別に選んだテントのラインナップを紹介してみます。

ファミリーでひきこもれる大きめサイズで選んでいます。

コスパ重視

充分な広さがあり、多彩な設営アレンジが楽しめる2ルームです。

トンネルタイプなので設営も簡単です。

このスペックで5万円台の定価で買えるというのはかなりのコストパフォーマンスの高さです。

ただ、人気があるためなかなか正規ルートで購入できないのが悩みどころです。。

ゆったり広々

老舗アウトドアブランドのogawaの最新型2ルームテントです。

広さを売りにした設計になっています。

落ち着きのあるカラーリングは自然の中に馴染みそうですね。

頑丈なのがいい

キャンプ界の雄、スノーピークの王道2ルームです。

頑丈なポールの構造で、フライシートの厚みも充分あります。

設営は大掛かりですが、悪天候でも安心な定番幕です。

オシャレに攻めたい

オシャレキャンパー御用達のノルディスクからレイサ6を選びました。

芋虫のような形が特徴のトンネルタイプのテントです。

シンプルな構造で設営しやすいのがポイントです。

スカートが無く、底冷えするのが玉に瑕。

ファミリーキャンプのテント選びに迷ったら2ルームテントがおすすめです

キャンプ沼にどっぷりハマって本気でガッツリやり出せば状況に合わせたセッティングなどできますが、誰しもがそうとは限りません。

テントはひとつで、あまり深く考えずにキャンプをするのが一般的だと思います。

2ルームテントは汎用性が高く、だいたいの場面に対応できるので、ファミリーキャンプにはおすすめのタイプのテントです。

ではまた。

Have a good camp.

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