寒さが本格的になってきた12月、景色が綺麗で温泉が楽しめると話題のほったらかしキャンプ場に行ってきました。
山梨市を一望できる絶好のロケーションで期待通りの景色を堪能できました。
ちなみに今回もお約束の金曜泊です。
完全にクセになってます。(^^;;
そしてファミリーキャンプブログにも関わらず、後輩2人と男3人キャンプという新しいスタイルに挑んでみました。
さすがに氷点下のキャンプに2歳の息子を連れて行くのはまだ不安が大きいので今回は家族はお休みです。(^^;;
ほったらかしキャンプ場
ほったらかしキャンプ場は山梨県山梨市にあり、中央自動車道の勝沼ICから30分ぐらいです。
2016年にオープンしたわりと新しいキャンプ場です。
山の中腹に段々になってサイトが配置されている珍しいレイアウトで、斜面のためサイトの数はそれほど多くありません。
キャンプサイトの他にキャビンもあります。
場内マップです。
マップの上から下に向かって傾斜しています。
料金は平日だと大人1名1,500円で小人1名500円、休前日だと大人1名2,000円で小人1名1,000円です。
それに加えてサイトごとに異なる利用料がかかります。
区画サイトは2,000円、フリーサイトは1,500円、広めのダイノジサイトは3,500円です。
薪はひと束500円でした。
ゴミは持ち帰るか300円払えば引き取ってくれます。
施設の様子
ほったらかし温泉のさらに先の舗装されていない道を進むと小屋が見えてきます。
こちらが受付です。
撮影順の都合で急に夜カットですみません。(^^;;
受付の隣にあるトイレです。
手作り感のあるかわいい小屋でキレイに整備されてます。
トイレは受付の横とハナレサイトに2ヶ所あります。
どこのサイトからでもトイレまでは1〜2分以内です。
炊事場兼語り場です。
景色を見ながら語ったりくつろいだりできます。
受付に近い側の区画サイトです。
区画のサイズは7m×9mと小さめですね。
区画をふたつ広々と使っている方もいました。
奥に進むとハナレサイトがあります。
手前に写っている小屋がトイレです。
ハナレ上サイトから見たハナレサイトです。
ハナレ上サイトです。
写真奥が入口側です。
受付までは歩いて2分ぐらいだったと思います。
ハナレ上サイトは少しずつ登りながら奥に続いています。
それぞれのサイトは平坦なので設営には影響ありません。
全てのサイトに電源があり、1,000円で利用できます。
サイトの様子
今回はハナレ上サイトにあるダイノジサイトという広めのサイトを利用しました。
奥行はどのサイトもだいたい同じですが、ダイノジサイトは幅が通常の区画サイトのふたつ分ぐらいあります。
車を2台停めてもまだまだ余裕があるグループ利用向けのサイトですね。
真横にトイレがあります。
トイレ近くは便利ですが、往来が多いので良し悪し半々ですね。
こちらのトイレも綺麗です。
暖房便座なのが非常にありがたい。
寒い地域のお約束ですね。
私の故郷の札幌でも、冬場は水道管の水が凍ってしまわないように水抜きという習慣がありました。
そしてとっても便利なことにハナレ上サイトのダイノジサイトは炊事場がサイト内にあります!
ジャグ、要らんじゃん!
ちなみに12月なので水は手が凍るほど冷たいですけどね。(>_<)
食器洗いの時は後輩Aが大鍋に沸かしたお湯で手を温めながらやってくれました。
お湯が出たらいいのになぁ。
地面は土なので、雨が降ると泥汚れが大変そうですね。
土はけっこう固めで、鍛造ペグを何度も打ち込まないと奥まで入らなかったので、硬いペグを使うことをおすすめします。
あいにく初日は曇り空でしたが、ハナレ上サイトは位置的に一番上の段にあるので眺望の良さは抜群です。
今回のキャンプは@zencamper(夫のみ参加)所有のニーモのヘキサライト6Pにコットを3台設置して、半分を土間というスタイルにしてみました。
天気予報は最高気温9°C、最低気温マイナス2°Cだったので、灯油ストーブは2台使いです。
シェルターの真ん中にフジカハイペットと。
外に武井バーナー。
設営が終わったそばからフル稼働です。
私はヘリノックスのコットの上にハイランダーのインフレーターマットを置いて、その上にペンドルトンのジャカードタオルを敷いています。
寝袋は、モンベルのコンフォート3°Cのダウンハガー800#3の中にコンフォート2°Cのダウンハガー650#2を入れ、シュラフカバーも使いました。
服装は、ノースフェイスのファーストレイヤー上下を着て、トップスがユニクロの超極暖・普通のパーカー・ノースフェイスのダウンジャケット、ボトムはユニクロのボア付きスウェットとけっこう厚着でした。
まぁ寒くて眠れないということはなかったですが、夜明け前ぐらいの時間に少しだけ寒さを感じました。
氷点下、恐るべしですね。
外はTHE焚き火スタイルですっきり。
眺望が良好な1LDKができあがりました。
ただひたすら肉を喰らう
夕飯のメニューはと言いますと。
肉です。。
飾り気無し。。
シングルバーナーにヨコザワテッパンで調理するつもりが、私がついうっかりシングルバーナーを忘れてしまったので、急遽、@zencamperのファイヤーボックスが出動です。
炭は持ってきていなかったので、熾火と着火剤を併用しました。
火力は充分でなんら問題なく焼けました!
ファイヤーボックスは小型の焚き火台です。
細い枝などを差し込んで燃やします。
サイズが小さいためコンテナの隅に忍ばせておくこともできるので、持っておけば何かの時に役に立ちそうです。
ツーリングや登山など荷物を減らしたいけど焚き火はしたいという時にはもってこいですね。
夜景をバックにステーキを焼くという贅沢!
男が三人集うとこうなる的な食卓です。
野菜ゼロ!笑
色んな非日常感で気分が高揚して、自然と笑顔がこぼれています。(^^;;
あとは温泉に入って焚き火を眺めながらまったりするだけです。
ほったらかし温泉
キャンプ場から歩いて4〜5分ぐらいのところにほったらかし温泉があります。
ハナレサイトからだと少し距離があるからか車で行き来している方もいました。
ほったらかし温泉は昔からある有名な温泉です。
度々話を聞いたことはありましたが、私は初めて来ました。
駐車場がかなり広く、大きな休憩所もあったので、たくさんの方が利用されているんでしょうね。
観光地によくありそうな食事処です。
あっちの湯とこっちの湯という二種類の浴場があり、それぞれ異なる景色を楽しむことができます。
入浴料は大人800円、小人400円です。
あっちの湯の背後から撮った景色です。
今回はこっちの湯は早く閉まっていたのであっちの湯に入りました。
書いていてどっちかよくわからなくなってきましたね。。
あっちの湯は朝早くに入ると日の出を見ることができるようです。
広い洗い場と内風呂の他に、大きな露天風呂がありました。
熱いお湯とぬるいお湯に分かれていたので、のんびり浸かっていられそうです。
温泉からあがる頃には小雪が舞っていました。
ほったらかしキャンプ場まとめ
2日目は初日とは打って変わって晴天に恵まれ、雲ひとつない青空で富士山がくっきりと見えました。
限られた時間の中でこの景色を味わうことができてラッキーでした。
タイトルにも書いた通り、キャンプ場の名前とは逆に全然ほったらかされてません!
このキャンプ場、とっても手が掛かってます。
単に敷地を開放しているわけではなく、このサイトを作るには随分と手が掛かっているでしょうし、そこまでして利用者にこんな景色を楽しませてくれているなんて、運営している方のおもてなしの心を感じずにはいられませんね。
もしかするとキャンプ場がほったらかしなのではなくて、ほったらかされたい人が来るキャンプ場っていう意味なのかな??
また暖かい季節に家族でリピート利用しに来ようと思います。
ではまた。
Have a good camp.
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