涼を求めて丸沼高原オートキャンプ場に行ってきた

まだ梅雨明け間もない七月半ば過ぎ、週末キャンプで丸沼高原オートキャンプ場に行ってきました。

関東都心部は連日30度越えで、夜も暑くて寝苦しいので、涼しく過ごしたくて高地にある丸沼高原を選びました。

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丸沼高原で涼しく快適に

群馬県にある丸沼高原は白根山の中腹に位置し、キャンプ場は標高1,500mのあたりにあるので、夏でも涼しく快適に過ごせます。

日中は暖かくなりますが30度に届かないぐらいで収まりました。

陽が落ちて夜になると20度を切るぐらいまで下がるので、夏でも長袖長ズボンは用意しておいた方がいいでしょう。

キャンプ以外にもサマースキーや登山をする方がいるため、麓のセンターステーションにはポンチョやアウターなど、一式揃うぐらいのギアが充実しているので、緊急時には購入して乗り切ることができます。

アーリーチェックイン

1組2,000円でアーリーチェックインできます。

通常は13時チェックインのところ、10時から入れます。

ロープウェーで山頂付近に登ったり、ツリーアドベンチャーをしたり、アクティビティがたくさんあるので、色々と楽しみたい場合は早く入ることをオススメします。

宿泊は車一台5,500円で、大人一名1,000円、子供一名500円です。

未就学児は無料です。

スノーピーク会員証の提示でサイト利用料が10%割引になります。

学生さんが夏休みに入ったので混んでるかな〜、と思ったんですが、海の日の三連休翌週だったこともあり、さほど混んでいませんでした。

直前の予約状況で25組前後で、当日チェックインもあったようなので30〜40組程度でしょうか。

その日は10時ちょうどに着いたら、我が家を含めて三組ほど受付をしていました。

金曜泊の方々が何組かいましたが、10時に入ればだいたい選びたいところを選べるような感じでしたね。

ちなみに同行の@zencampチームが、一時間半遅れてきてアーリーチェックインの半分をフイにしたのはここだけの話にしておきます。。

シャレー丸沼で受付

オートキャンプ受付があるシャレー丸沼です。

到着するとセンターステーションなどの建物があるんですが、そこを過ぎて道沿いに一番奥の方まで進んだところにあります。

シャレー丸沼の向かいにある入場口です。

ここから中腹のオートキャンプ場に向かいます。

一日目

サイト探し

まずはどこに張るか、サイト探しからです。

冬場はスキー場だけあって全体的に傾斜がちなので、フラットな場所は限られています。

事前に写真でチェックして、リフト脇の高台になっている場所に目星を付けていたんですが、行ってみたらそこは電源サイトでした。

電源サイトの少し奥側(写真で言うと上側)にフリーで張れるスペースがあって、そこもわりと気持ち良いビューなんですが、けっこう傾斜があってギアの設置に手こずりそうな感じでした。

電源サイトです。

ここも傾斜がありますが、段々になっているので少しはマシですね。

電源サイト脇から、センターロッジの「とんふぁん」を見下ろしています。

「とんふぁん」にトイレやシャワーがあります。

仕切り直して、そこからもう一段登った眺望の良いエリアをチェックしました。

登りきったところに平らなエリアがあるので区画が取りやすくなっています。

ゴミ捨て場は近くにありますが、トイレやシャワーなどは遠くなります。

写真を撮り忘れてしまいましたが、さすが高台だけあって開放感があります。

晴れの日は気持ちが良さそうでした。

電源サイト脇からの見上げた写真は撮ってありました。

ただこのエリアはハエやアブがものすごくいます。(^^;;

こんな感じでクルマにもバッチンバッチンとぶつかってきます。

あとで調べてみたら、野生の鹿などがフンをするのでそれに群がるみたいですね。

娘が嫌がるのでまた捜索を再開します。

定番ぽいロッジ前も見てみました。

ここは平坦で炊事場、ゴミ捨て場、シャワー、遊び場まで最もアクセスが良いので必然的にたくさん人が集まります。

みなさんここを経由して、入場したり麓の温泉まで行ったりするので、人とクルマの往来が激しそうですね。

そして最後に「とんふぁん」の少し下手に来て、とても良い場所を見つけました。

完全にフラットで、端の方なので人通りが少なく、3〜4張り分ぐらいのスペースしかないので落ち着いて過ごせます。

最も良かった点は、施設の係員の往来があるから野生動物が来ないのか、上の方で大量にいた虫がほとんど出ないんです。

さきほど大群に遭遇して萎えかけてた娘も納得です。笑

場所はこのへん。

この日は我が家と同行の@zencamperチーム、あとは年配のご夫婦の三組だけでした。

まったり過ごしたい方にはとてもオススメだと思います。

設営タイム

まずはタープから。

我が家のキャンプオンパレードのタープが泊まりキャンプ初出陣です。

まずはグラウンドシートを敷いて。

よいしょっと。

4回目の設営で、だいぶ手慣れてきました。

シブレーのサイドウォールをフルメッシュにしてみました。

今までに無い風通しの良さを体感することができましたね。

やはり暑い夏の時期はテント内の風通しは重要ですね。

@zencamperチームは雨の予報なので、オガワのポルヴェーラ34で出陣してきました。

フライシートも装備され万全の装備で挑みます。

良い感じのフォルムですね。

フライによって全体的なまとまり感が増した印象を受けます。

メッシュがふんだんに使われており、通気性が良さそうです。

荷物を置いたり、雨を避けるのに充分な広さの前室があります。



我が家はまだ雨幕を持ち合わせていないので、雨ニモマケズ、コットンで挑みます。

今回のサイトはこんな感じの仕上がりです。

既に空模様が怪しいですね。。

サマーリュージュをやってみた

設営が完了してひと息ついたところで、娘がやりたがっていたサマーリュージュなるものをやってみることにしました。

出発地点です。

「とんふぁん」からちょっと下ってすぐのところにスタート地点があります。

一回ソロで500円、タンデムで800円です。

親子でタンデムができます。

妻と娘。

けっこうな急勾配ですね。

最高時速40kmほど出るそうです。

成人男性でも楽しめます。

帰りはリフトで戻ります。

サマースキーをやっている方がけっこういました。

4歳の娘はリフト初体験でも怖がらずに乗れましたが、もうすぐ2歳の息子は妻にしがみつきっぱなし。(^^;;

周囲を散策

サイトから見下ろした図です。

サマーリュージュのコースが見えます。

ロッジ方面を見上げた感じです。

これが「とんふぁん」です。

トイレは階段を上がって入ったところにあり、階段の左下にある入口のところにシャワーと洗濯機があります。

恒例のトイレチェック。

広くて清潔感のあるトイレでした。

「とんふぁん」の前に炊事場とゴミ捨て場があります。

炊事場の寄りです。

自販機もありますね。

炊事場の前にはちょっとした遊具があります。

娘は身長体重制限でツリーアドベンチャーができなかったんですが、難易度的にこのぐらいがちょうど良い感じでした。

ロープウェーから撮った、ツリーアドベンチャーです。

よく見えませんね。(^^;;

ツリーアドベンチャーは100cm・15kg以上必要なようです。

次に来た時にはできるかな。

ひと通り見回った頃にはだいぶガスってきました。。。

雨の洗礼

そして良い時間になったのでそろそろ夕飯の準備をしようかなという時に、ついにアイツがやって来ました。

まぁ天気予報で土曜はにわか雨、日曜は雨の予報だったので覚悟はしていたんですが、見事に降られました。

夕方から寝る前までは降ったり止んだりで、強さも「ポツポツ」「サー」「ザーッ!」まで三段階ぐらい味わいました。(>_<)

「ザーッ!」が続いて程なくしてタープのシワの部分から雨漏りしてしまいました。

TCの幕で、開放感のために平坦に張っていたので雨が溜まって浸水してしまったようです。

張りを強くして、真ん中に支えのポールを立てて傾斜をつけたら収まりました。

さすがSくん、経験値が違います。

座禅温泉

雨がパラつく中、なんとか炭火で食事を済ませ、私以外はセンターステーションの座禅温泉に向かいました。

センターステーションまでは距離があるので車で向かいます。

私は食事と片付けが間に合わず置いてけぼり。。

結果的にそのタイミングに大雨が来たので、ギアの収納などができて幸いしましたが。

妻曰く、温泉の温度が熱すぎて、子供はお湯に浸かれなかったようです。。

日帰り入浴は、大人700円、子供500円ですが、宿泊客は無料で入浴できます。

入浴時間は19時半までとなっているので、食事の前に済ませるか、余裕を持って早めに済ませた方がいいですね。

二日目

雨の撤収

二日目も朝の6時ぐらいからひたすら雨です。

くぼんでいるところは池状態です。

まだ濡らしたことがないため、浸水が心配だったキャンバスキャンプですが、けっこうな雨を受け続けたにも関わらず雨漏りはしませんでした。

今回雨でヒタヒタになったことで一層耐水性が増したことでしょう。

朝食を簡単に済ませ、車をタープに寄せた状態でちょっとずつギアを片付けていきます。

最後に雨が弱まったところで一気にテントを撤収しました。

ゴンドラで山頂の足湯へ

朝からの雨で引き続きガスってたので眺望は期待できませんが、せっかくなのでロープウェーに乗って足湯に入ろう、と山頂を目指すことにしました。

料金は往復で大人2,000円、子供1,000円とそこそこしますが、オートキャンプ利用者は半額になります。

乗ってる間もひたすらガスです。

山頂の気温は17度だったので、軽い羽織りはあった方がいいと思います。

足湯に到着しました。

画的に爽快感は一切ありませんが、足湯は気持ちよかったですよ。

足湯からの眺望、、うん、何も見えない。

下山して帰る頃には雨が上がってました、、、遅いよ!

コットンテントは湿気に注意

帰宅後の様子です。

ビチャビチャの幕を乾かさなくてはいけないんですが、翌日の天気予報は雨。

止むを得ず扇風機2台を回しっぱなしで室内干しです。

タープは吹き抜けに。

今回のキャンプでは初めての雨を経験し、キャンバスキャンプの雨耐性の度合いも分かったので、何かと収穫が多いキャンプでした。

丸沼高原オートキャンプ場へのアクセス

丸沼高原へは都心からだと東北道または関越自動車道のどちらからでも行けます。

埼玉からで、片道二時間半ほどです。

東北道の場合は宇都宮ICで日光宇都宮道路に乗り換えます。

関越自動車道の場合は沼田ICで一般道に降ります。

所要時間はどちらもさほど変わりませんので、道路状況を見て柔軟にルートを選びましょう。

東北道ルートだと日光を経由するので、華厳の滝や中禅寺湖など、メジャーな観光スポットに立ち寄ることもできます。

我が家も帰りに日光湯元の日帰り温泉でひとっ風呂浴びてきました。

夏の避暑と観光を兼ねたキャンプに、丸沼高原はとってもオススメです。

ではまた。

Have a good camp.

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