元々、キャンプではインスタントでチャチャっとでいいかなぐらいで、さほど料理をするつもりはありませんでした。
ただ、キャンプって設営を終えたら遊ぶ・くつろぐ以外は特にやることも無いですよね。
まったり話をしながらでも手は動かせますし、それで手作りのおいしい料理が食べられるならそれに越したことはないので、ちょっとずつやっていこうということになりました。
となったら必然的に調理器具の充実が求められます。
キッチン周りの足りないものは?
ひとまず手持ちの調理に使えるものを挙げてみる。
・イワタニジュニアコンパクトバーナー
・ニトリのスキレット×2
・モンベル アルパインクッカーディープ11
うん、何もできん、、。
食材を切ったりできない。
家族分の料理を作るサイズの鍋が無い。
鍋を火にかけてる時に混ぜたりするものが無い。
ジュニアコンパクトバーナーじゃ大きな鍋が乗らない。
同時にふたつの調理ができない。
水場が無い。
なぜスキレットが先に?笑
焚き火しか要らないと思っていた丘キャンパーの考えは、現実に直面し、ずいぶん変わってきました。
キャンプには、必要最低限という言葉は当てはまりませんね。(^^;;
調理器具や小物は家庭で使っているものもあるので、携帯性と必要性を鑑みながら、併用しつつ揃えたいと思います。
まずは調理器具から
鍋をどうするか?
ということで、それ相応のサイズで、煮込む、茹でる、炒めるなどいくつかの用途に応えるための鍋類が必要になります。
家にあったアルパインクッカーは、携帯用でサイズは小さいので用途としては湯沸かし、ひとり飯用ぐらいにしかなりません。
パスタを作ろうと思ったら麺を茹でる大鍋と湯切り用のカゴと、ソースを作るフライパンと、さらにスープを作ろうと思ったらもうひとつ鍋が要る、みたいな。
そして妻が横で「お米を炊きたい」と言ってます。
作りたい料理に応じて、順次揃えていくこともできますが、この際なので、基本セットとして各社から出ているクッカーセットから選定することにしました。
クッカーセットだと大きい鍋に全てのものをまとめて入れられるようになっていて、運搬時や収納時の利便性が高いので、料理をするつもりなら最初からセットで選んだ方が効率がいいのかな、と思います。
ユニフレーム / fan5 Duo
良いものがありました。
ユニフレームのクッカーセットの小さい方です。
もうひとまわり大きいfan5 DXというものもあります。
我が家は少食一家でして、そんなに量を作る必要が無いので、これで充分です。
セット内容はこちらです。
・ライスクッカーミニDX / 16.5cm
・メッシュバスケット / 20cm
・フライパン / 21cm
・ステンレス片手鍋 / 17.5cm
・ステンレス大鍋 / 21.5cm
(サイズは直径です)
ロゴ付きのメッシュのケースに入っています。
先ほど挙げた必要な鍋一式が全て揃っています。
価格は11,900円です。
フライパンの柄も外して中に入れられます。
このように全て大鍋に収まります。
最後にフライパンを被せると、収納完了です。
この柄のキャップがきつくて外すのにちょっと手こずりました。。
ユニフレーム / fanバケツ
fan5シリーズの収納ケースになり、ジャグの水受けのバケツにもなり、使った食器を炊事場まで運ぶ袋になったりと多用途に使えます。
水は満杯で11リットルまで入ります。
畳むとスペースを取らずコンパクトになりますよ。
付属のメッシュケースは1年半ほど(20回ぐらい?)使って出し入れしていたら破れてしまったので、何かしら丈夫なケースは必要になります。
ユニフレーム / ライスクッカーミニDX
なんだかんだ料理系は妻の方が使用機会が多いので、選定権限はほぼ妻に委ねました。
わりと妻はユニフレームびいきみたいですね。
だんだんとユニフレームのギア率が高くなってきました。
決め手はこのライスクッカーだったようです。
フタがカタカタ鳴ったり止まったりで、火加減の調節や炊き上がりのタイミングを教えてくれるので良い具合にご飯が炊ける、とのこと。
1〜3合炊きです。
大きい方だと2〜5合です。
どうせお米を炊くなら別で買うよりまとめて収納できるものを買った方がお得で便利ですよね。
内側にお米と水を入れる量の目盛りがあるので分量を間違えません。
ライスクッカーは単品でも購入できます。
実際の炊け具合はと言いますと、そこらの炊飯器より美味しいんじゃないかレベルの米が簡単に炊けます。
鍋で米を炊いたことが全く無かった私でも、試しにやってみたら普通に炊けました。
おにぎり好きな我が子のためにもコレにして良かったと思います。
候補に挙げたクッカーセット
スノーピーク / フィールドクッカーPRO.3
キャプテンスタッグ / フィールドシェフ クッカーセット4
どちらもステンレス製の大鍋・小鍋(キャプテンスタッグは片手鍋)、鉄製のフライパン、メッシュカゴの4点セットです。
脱着できるフライパンの柄も付いています。
サイズ感もほぼ同じです。
スノーピークは柄のケースが鍋つかみになるのがいいですね。
ただやはりライスクッカーはセットじゃないので、そこが明暗を分けました。
お米大好き日本人にはユニフレームのクッカーセットがオススメです。
続いて包丁・まな板
包丁・まな板は悩むことなく決まってしまいました。
「よし、探そう!」と思って、まずは安定のスノーピークを見てみたら、いきなりズキュンと来てしまったからです。
スノーピーク / マナイタセット
折りたたみ式の天然木のまな板と収納式の包丁がセットになっています。
サイズはMとLがあります。
〈マナイタセットM〉
税抜3,800円
使用時サイズ:25.6cm×20cm
〈マナイタセットL〉
税抜5,300円
使用時サイズ:36cm×23.6cm
我が家はMサイズを購入しました。
選定理由は、天然木のまな板でカッコいいのに包丁を収納できて便利だし、スノーピークにしては価格が手頃、です。
木の質感もとても良し。
包丁の切れ味は抜群です。包丁と言ってもサイズはフルーツナイフぐらいです。
収納状態です。
勝手に開かないようにロックがかけられます。
二つ折りになっているまな板を開くと、まるで神器のごとく包丁が登場します。
包丁はマグネットでロックされており、脱落による危険を防いでくれます。
ゴム製の脚が付いているので使う時に滑りません。
いくつか隠している本音を申し上げると、
・木のまな板は主婦の敵(カビたりとかね、気軽じゃない)
・食材の流し込みに使いにくい(持ち上げると折り畳まるので)
・使ってからLが良かったとなる可能性有り(Mはがっつりやるには小さい)
です。笑
見た目重視なのでご容赦ください。
作る料理の内容に見合ったサイズか良く考えてから購入しましょう。
買い替え時だったからついでに菜箸も
スノーピーク / シリコーン菜箸
気づいたら買い物かごに入っていました。。
ついに家のものまでキャンプの側から買うようになってしまいました。
先の部分がシリコンなので滑りにくくはなっていますが、パスタなどの麺類は滑ってしまい掴みづらいです。
ではまた。
Have a good camp.
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