去年の暮れごろの話ですが、それまではウェブでスペックやらレビューやらの情報を仕入れつつ、たまにホームセンターやアウトドアショップで単体の展示を見る、というのが主なテント調査方法でした。
そんな時に、妻が入間のWILD-1でテントの展示会をやる、という情報を入手したので行ってきました。
その時の模様です。
やっぱり運んだり、建てたり、くつろいだり、寝たりして使うものですから、実際に見て触って感じた方がいいですよね。
多数のテントをまとめて見れる機会はそう多くは無いので、こういった時に足を運んでみてはいかがでしょうか。
キャンパルジャパンのピルツとは?
着いてみたら駐車場にところ狭しといろんなテントが張られていました。
ペグでアスファルト貫けるんですね、すごいな。
もしやこれがスノーピークの最強ペグ、ソリッドステークか!?
設置が簡単という理由でワンポールに気持ちが傾いていたので、狙いはもちろんキャンパルジャパンのピルツシリーズ。
前身の老舗テントメーカー、小川テントの頃から続いている、ワンポールテントの草分け的存在です。
実際のところ、我が家(主に私が)ではこのピルツと最終的に購入したSibleyと最後まで迷いました。
基本的にティピーテントは、形の都合上、雨が降ったら出入りする時に雨が入り込んでしまうな、というのがすごく気になっていました。
その弱点を補うように、ピルツは出入り口のサイドスカートを二本のポールで立ち上げて庇のようにできるので、これは便利だな、と思ってました。
ピルツ19だとそれが前後に二面もあるのです。
( ゚д゚)
ピルツのラインナップ
ピルツ9-DX
- 81,000円
- 4人用
- 直径 350cm × 高さ 245cm
- 重量 約6kg
一番小さいサイズです。シリーズ共通で天辺のとんがり帽子を中からたくし上げて風を通すことができます。
出入り口はメッシュドアにできるので換気は問題なさそうですね。
グラウンドシートは付属で、留め具を使って取り外しできます。
オプションでフルインナーがあります。
ピルツ15-Ⅱ
- 102,600円
- 8人用
- 直径 440cm × 高さ 310cm
- 重量 約11kg
フルインナーの他にハーフインナーもあります。
入って左右両面に開口部があるので、より換気しやすくなっています。
ピルツ19
- 124,200円
- 10人用
- 直径 460cm × 高さ 330cm
- 重量 約15kg
さきほども書いた通り、庇付きの出入り口が二面あります。
そしてボトムの立ち上がり部分にもベンチレーターがあるので、換気能力はMAXですね。
実際にピルツを見てみた
まずはピルツ19。大きいですね〜。
そしてこのレッド/サンドのツートン。かわいいですね〜。
ブラウン/サンドのカラーもあります。
妻は143cmと小柄なので入り口も屈む必要なく、もう広々という感じでした。
インナーテントをハーフにしても家族4人で余裕を持って横になれます。
直径は460cmほどありますから、狭い区画だとカツカツまたはオーバーという感じですね。
タープも張ることを考えると広めのフリーサイトでゆったりといきたいところです。
それと生地が思ったより厚くてしっかりしてました。
テントというものは、もっとパッツンとした感じだと思っていたんですが、触ってみたら良い意味でわりともたっと肉厚でした。
こちらはピルツ9-DX。
さすがにこれだとファミリーはゆとりが無いですね。寝るだけっていう感じです。
子供はだんだん大きくなってきますし(いつまで一緒に行ってくれるかわかりませんが、、)。
荷物を置くためのスペースもあまり無いので寝る時のギアの格納に困りそうですね。
私の身長(180cm)だとポールにへばりつかないと中で直立ができない感じでした。
せっかくなら寝る前もちょっとテントの中で広々とくつろぎたいじゃないですか。
二人でゆったりぐらいがいいですかね。
ドームテントも入ってみた
この日はピルツ以外にも展示されていたのでせっかくなので物色してきました。
スノーピークのランドロックもありまして、噂に違わずとにかく頑丈そうな作りでした。前室も広々。
こちらはキャンパルジャパンのシュナーベル5、、かな?
わりとコンパクトなサイズ感ですね。
写真撮り忘れましたがコールマンのウェザーマスターコクーンもありました。
大きさはランドロックと同じぐらいで、すごく広くて建てつけがしっかりしてて生地も丈夫で、その名の通り最高峰の上質なテント感がありました。4人家族でも広々と安心して過ごせそうです。
このぐらいのサイズになると前室がまるでリビングルームかのように余裕があるので、それだけで充分快適に過ごせます。
ドームテントも実際に見てみると、過ごしやすそうでいいかな〜、なんて思ったりしたんですが、やっぱりワンポールの方がラクそうだ〜、という気分が強まったのも事実です。
ではまた。
Have a good camp.
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