富士五湖の一つである山中湖の湖畔にある「the 508」は、70年以上の歴史がある老舗のキャンプ場。手が入り過ぎていない林間のフィールドがメインですが、キャンプ場の前にある水辺で、水遊びやカヤック、SUPなどを楽しむこともでき、色々な楽しみ方ができるキャンプ場です。
the 508(旧:撫岳荘キャンプ場)
the 508は元々は撫岳荘キャンプ場という名前で営業していましたが、2020年にthe 508として装い新たに生まれ変わりました。
昭和モダンな風情を感じるセンターハウスには、受付の他にリノベーションされたカフェも併設。宿泊できる客室もあります。
内装はオーナーさんの手によってフルリノベーションされていて、とても良い雰囲気です。
サイト | フリーサイト(約50サイト) |
イン・アウト | 12:00〜11:00 |
電源 | 無し |
入浴施設 | 共用風呂 |
ペット | 小型可 |
料金 | 基本料:3,300円(土曜休前日:4,950円)※車1台5名まで ※普通車 大人1名:1,210円 小学生以上1名:550円 |
山中湖と富士山を楽しめるロケーション
センターハウスの目の前が山中湖で、道路を渡ってすぐ水際まで行くことができます。キャンプ場利用者であれば、ここでカヤックやSUPなどで楽しむことが可能。
天気が良ければ、湖畔からは富士山が一望できる抜群のロケーションの良さ。
林間フリーサイトの様子
the 508のサイトは約50組ほどが入れるフリーサイト。先着順に設営場所を選ぶことができます。
センターハウスの裏側の斜面にフィールドが広がっていて、受付を済ませたら建物の左手からサイトに進んでいきます。
こちらが場内マップ。場内には特徴が異なるいくつかのサイトがあります。
最も広いスペースを占めているBサイト。センターハウスのすぐ裏手側にあります。
傾斜しているところが多く、木立の間隔も近いため、大きな幕で広々と設営するのにはあまり向いていません。
一部、このように平坦で開けているところもありますが、数に限りがあるため繁忙期に確保するのは簡単ではありません。チェックイン時間が遅いと平坦なところを確保するのはほぼ不可能でしょう。
フィールドの大半は土の地面で、土が剥き出しのところでは直火での焚き火ができます。
冬場は葉が落ちてある程度視界が広がりますが、夏場は鬱蒼とした林間の感じになります。
Bサイトの上にある、B-2サイト。ここは開けた広場のような平坦なスペースになっています。林間ぽさは薄まりますが、設営のしやすさではこちらがおすすめ。
広場には水場もあるので、何かと便利なサイトです。グループでの利用の時は、このスペースを使うのが過ごしやすそうですね。
広場の上の方に張ることもできますが、車は入れないので、必然的にハンモックや小型テントのようなUL装備の方向けになります。
センターハウスの横にある、道路に面したCサイト。B-2サイトのようにわりと平坦で、トイレと水場、ゴミ捨て場が間近にあるので便利ではありますが、建物や車の往来が見えるので雰囲気的にはイマイチかもしれません。
まだ準備中ですがマップ右側のエリアのA-2サイト。ここも傾斜が多く木が密集しているので小型テントやハンモックの方におすすめの場所です。
場内の車路は一方通行なのでご注意ください。また、道が荒いので、車高が低い車は不向きです。
場内設備について
トイレは場内に2ヶ所あり、設備的には可もなく不可もなく平均的なトイレです。
水場は数は多めにありますが、古くからあるキャンプ場なので、それなりに時代を感じる佇まいです。
センターハウスとフィールドの間ぐらいにゴミ捨て場があり、分別してゴミ捨てできます。燃え残った灰もここに捨てられます。
カフェ
センターハウスにあるカフェでは、オリジナル焙煎の本格的なコーヒーを飲むことができます。
炭や薪などのキャンプで使う備品だけでなく、オーナーさんによってセレクトされた小物やオリジナルグッズも販売されています。
山中湖の湖畔で水遊び
追加の料金がかかりますが、1日1組限定で、山中湖の湖畔でキャンプをすることもできます。砂地で地面が柔らかくペグが効きづらいため、オープンタープのような風に煽られやすいものを設営する場合は、40cmクラスのしっかりしたペグが必要。
また、車の乗り入れはできますが、スタックしやすいので注意しましょう。四駆じゃない場合、水際まで乗り入れない方が無難です。
貸切状態で過ごす水辺のキャンプは、最高の気分です。水遊びの時は必ずライフジャケットをして、安全にキャンプを楽しみましょう。
ではまた。
Have a good camp.
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