ランタンを使う目的としては、灯りを得ることが第一ですが、サイトに彩りを加え良い雰囲気を醸し出してくれるところもまた、ランタンの役割のひとつと言えます。
中でも、コールマンのルミエールランタンとスノーピークのリトルランプノクターンは、優美な炎のゆらめきと使い勝手の良さから、もはやキャンプの定番とも言える二大ランプ式ガスランタンです。(と思います。)
ランプ式ガスランタン
ルミエールランタン
コールマンの製品です。
樹脂製のケースに入ってます。
サイズは500mlのペットボトル的な感じでしょうか。
内側はランタンの形に合わせてくり抜かれており、ジャストフィットでピタッと収まるので安心感があります。
ランプの揺らめきに、グローブの流線形のフォルムが加わり、より一層艶やかさを醸し出します。
本体のサイズの違いもあり、出せる炎の大きさからルミエールの方が若干明るめですが、あまり炎を大きくし過ぎると品が無いので程々にしておきましょう。
リトルランプノクターン
正面からの図。
スノーピークの製品です。
高さは10cmしかないという驚きの小ささです。
ルミエールの半分くらいですね。
ロゴの下の傾斜しているところから着火用の火を差し込みます。
後ろ側です。
スノーピーク共通仕様のワイヤー状のハンドルですね。
こんな感じのケースに入ってます。
ノクターンはサイズが小さいため、250サイズのガスカートリッジより、110サイズのカートリッジの方が見た目のバランスが良くなります。
特徴
省スペース
サイズがとても小さいので、コンテナの隅っこにスッと収まります。
点けるのがカンタン
マントルが不要でガスカートリッジにセットするだけなので、あっという間に準備が整います。
点灯時間が長い
炎の強さによりますが、ルミエールは230缶で28〜38h、ノクターンは250缶であれば約35h点灯します。
陽が落ちる前からしっかりつけても5泊ぐらいは保ちますね。
お手頃価格
ノクターンが3,780円、ルミエールが5,162円とお手頃な価格なので、気軽に導入できますね。
意外と明るくて明るすぎない
マントルを使用するランタンと比べるともちろん光量は小さいですが、テーブルの上など直接視界に光が入るところに置く場合は、ランプぐらいの明るさがちょうど良い頃合いです。
使用方法
いやまぁ、説明の必要が無いほど容易ですけどね、そこは一応。
扱い方はどちらも似たような感じです。
ルミエールを例に説明します。
ケースから取り出してキャップを外したOD缶にねじ込んでセットします。
グラつかないようにしっかり締めましょう。
以上、準備完了です。
、、、点灯方法も説明します。
このレバーを左に寄せます。
火力調節用のレバーで、右にスライドすると炎が大きくなります。
この丸い元栓を「プラス」の方向に回すと栓が緩んでガスが出るんですが、ほんのちょっと緩める程度で充分です。
「シュー」っと大きな音がするぐらいだと開きすぎです。
栓を緩めたら横の隙間のところからライターなどで火をつけます。
点灯したらレバーで炎の具合を調節します。
もし点灯しない場合はもう少し緩めて再トライしましょう。
消す時は元栓を「マイナス」の方向に回して、完全に火が消えたのを確認します。
グローブが熱くなっているので、冷えてからケースに戻します。
使用時の注意点
グローブの扱いは慎重に
グローブ破損話はわりとよく聞きます。
繊細なガラス製なのでちょっとした刺激ですぐ割れてしまうことがあります。
慎重に扱いましょう。
盗難に注意
一時期、品薄が続いた時にかなり盗難が頻発したようです。
小型で持ち運びが容易なので、それも影響してますかね。
そんな心配をせずにキャンプができたらいいのですが、まぁ念のため、そのまま放置などせずにテントやクルマの中にしまいましょう。
ではまた。
Have a good camp.
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