スノーピーク店内でドックドームPro.6アイボリーを試し張り

 

先日、モリパークアウトドアヴィレッジに行った際に、雨天用テントとして気になっていたドックドームPro6アイボリーを見たいと頼んだところ、試し張りをさせてもらえたので、その模様をお伝えしたいと思います。

 

ご検討中の方の参考になれば幸いです。

 

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ドックドーム Pro.6アイボリー

ドックドームPro.6アイボリーは2017年にリリースされた新製品です。

以前から販売されていた、ドックドームPro.6の新色です。

サイズは、長さ490cm×幅325cm×高さ180cmです。

定番のアメニティドームLに近いサイズ感ですかね。

長さは若干短く、幅と高さが上回っています。

重さは13.5kgと、まぁそこそこ。

大人4人と子供2人の6人が横になれる仕様です。

 

一番の特徴はなんと言っても、全面に配されたメッシュと、それによる外観のデザインでしょうか。

フライシート、インナー共にふんだんにメッシュが使われており、空気がこもりがちな化繊テントの弱点を補っています。

 

外観はアウトフレーム構造というポールが剥き出しの作りになっています。

 

フライシートの耐水圧はミニマム1,800mmで、ボトムは10,000mmなので雨天でも問題無しです。

 

ノーマルカラーでは上部を覆うシールドルーフがオプションでしたが、アイボリーは標準装備です。

その分、価格は1万円高くなっています。

単価を考えると割高だな。。

 

モノ自体はとても良さそうなんですが、価格が159,000円とかなり高額なんですよね。。(^^;;

 

設営の様子

では設営の様子をご覧ください。

私自身、ドームテントの設営は初めてだったのでとても参考になりました。

 

ジュラルミン製のポールです。

ポールはノーマルカラーの流用ですね。

ホワイトに赤が映えるとも言えますが、新色にあわせてエッジを抑えても良かったんじゃないかな、とも思います。

 

フライシートを広げてポールを差し込んでいきます。

一番長い赤のポールを二本、バツ印のように差し込みます。

 

フライシートの四角のあたりにポールに差し込んで固定するためのピンが配置されてまして、前側のピンからポールに差し込みます。

前側は前室用とドーム用とピンが二本あるんですが、目印の赤い紐が付いた方を差し込みます。

 

後ろ側のピンを差し込む時がテントを立ち上げるタイミングになります。

基本的には2人でおこなった方がやりやすいそうですが、1人で張るコツを教えてもらいました。

風が強い時はここから固定するまでは2人の方がよさそうですね。

 

前側のピンを二本とも差し込んだ状態で、まずは後ろの片側を、テントを起こさずにしならせてピンを差し込みます。

それから最後の後ろの片側の角あたりのフライシートを片膝で抑え、グイッと起こしながらピンを差し込みます。

 

次に横方向の張りを出すためのポールです。

先端が紺色になっているポールを2本使います。

写真のように天窓の前後両脇あたりにループがあるので、そこにポールを通します。

押し込んでいくと反対側に飛び出ていくので、人に刺さらないように気をつけましょう。

飛び出ている長さが均等になるまで押し込みます。

 

サイドのそれぞれのメッシュの下の二ヶ所に、紺色の紐がついたピンがあります。

後ろのポールは前側のピンに、前のポールは後ろ側のピンに交差するように差し込みます。

 

ドームのポールが終わったら、最後に前室のポールを通して、最初にバツ印にした赤いポールの前側と同じところにあるピンを差し込みます。

 

これでポールは完了です。

 

フライシートについているフックをポールにパチパチと引っ掛けていきます。

上の方から引っ掛けるとやりやすいそうです。

 

フワッと立ち上がってそれらしくなってきました。

店内なのでできませんでしたが、ここでポールが接地している部分にペグを打ち込みます。

ペグは赤いポールの前、後、前、後、次に紺色のポールの前、後、前、後とジグザグに打っていくのが良いようです。

 

ペグを打ち終わったら、サイドのポールが交差している部分のベルクロテープを巻きつけて固定します。

 

前室を展開しました。

フライシートの先端を前側に引っ張ってペグで固定します。

この後に、屋外であれば8本のガイラインを張っていきます。

 

インナーの取り付けです。

前後にインナーの出入り口が向くように置きます。

 

フライシートにトグルがぶら下がっているので、そこに引っ掛けていきます。

引っ掛ける時は、後ろ側から付けていくとやりやすいそうです。

 

テントに天窓。

明るく開放感がありますが、日差しが強い時はシールドルーフを張って防いだ方が良さそうです。

 

室内から前室方向を見てみました。

息子の身長は90cmぐらいなので出入り口はけっこう低いですね。

腰にくるな。。

 

室内高は155cmなので私はだいぶ屈みますが、妻は150cm以下なので余裕の直立です。

タテヨコは300cmあるので家族4人横になって、広々とくつろげます。

出入り口もサイドもメッシュにできます。

 

横から見た図です。

地面から飛び出したストームトルーパーのようです。

 

後ろ側です。

後ろ側は150cmぐらいのポール2本で立ち上げることができます。

後ろの方が高さがあるので、こちら側を出入り口にするのもアリとのことでした。

 

アメニティドームのMサイズと並んでいます。

ひとまわり大きいです。

こういった比較ができるのは店舗ならではですね。

 

ピンと張ってみました。

後ろ側も立ち上げた状態の全体イメージです。

 

サイドのメッシュ上部は雨よけのために若干もりっとせり上がっています。

 

前室です。

けっこう広いので就寝時の収納にも困らなさそうです。

 

文字組みのバランスが良いですね。

生地はランドロックほど厚手で頑丈そうでは無いですが、ウルトラライトの生地と比べると肉厚感があるといった感じです。

 

以上です。

細部の写真は撮りきれていませんが、全体的なイメージ感の把握ぐらいにはなっていれば良いんですが。

 

 

 

想定使用シーン

雨の予報

キャンバスキャンプが雨天でも問題ないことは実証できたんですが、同時に、濡れた後の乾燥など後片付けが大変なのも実感できました。

このぐらいのサイズで化繊であれば、晴れていればバルコニーに干して終わり、で済みそうなのは魅力です。

 

荷物を減らしたい

ドックドームは小さいわけではないんですが、キャンバスキャンプと比べると、圧倒的に小さく軽いです。

容積は半分、重さは1/3ぐらいです。

 

 

オプションで、インナーマットとグランドシートがあります。

後ろ側の出入り口を立ち上げるにはポールが2本追加で必要になります。

アメニティドームのアップライトポールを使えます。

 

ポールの色を揃えたくて倍の値段のMSRの赤いアジャスタブルポールを買おうとしたら妻に怒られたので、おとなしくアメドのポールにしておきます。(^^;;

 

 

ではまた。

Have a good camp.

 

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