キャンプ場は明かりが無いため、陽が落ちるとあたりは真っ暗になります。
サイトの周りはランタンで照らされていますが、ちょっと離れたトイレに行く時などは暗闇の中を行かなくてはいけないので、足元が見えずにロープに引っ掛かったり、石を踏んで転んだりする危険があります。
懐中電灯などの手持ちのライトでも構いませんが、両手を空けておけるヘッドライト(またはヘッドランプ)は色々なシーンで活躍してくれます。
ヘッドライトの使用シーン
キャンプの夜はヘッドライトが役に立つ機会が色々あります。
サイトから離れる時に
トイレ、お風呂やシャワー、洗い物など、暗くなってからもサイトを離れることは度々あります。
すぐ使えるように手近なところに置いておくと便利ですね。
料理の時に
チェックインや設営が遅くなると、暗い中で調理をすることになります。
暗いと料理の仕上がり具合がわかりづらいですよね。
焚き火台で料理をする時はタープ下から離れ、ランタンから遠くなることもあるため、よりいっそう暗くなります。
肉がちゃんと焼けたかどうか、ヘッドライトを付けて確かめましょう。
モノを探す時に
ランタンの光は家の電気ほど明るくなく、雰囲気を求めてあえて明るさを抑えたりするため、何か探そうとする時には暗くて全然見つけられません。
コンテナの中にあるものを探す時などは影になって特に見えづらかったりします。
そんな時に、頭に付けて両手を空けた状態で見たいところをピンポイントに照らしてくれるヘッドライトは重宝します。
動き回る子供の安全確保に
いつでも遊びに夢中の子供は、その場にペグが打たれていることやロープが張られていることなど全く忘れてます。
暗いとよく見えないため、走って引っ掛けることは多々あります。
子供の場合は常時つけっぱなしぐらいの方が、視界が良好になり安全確保になりそうです。
ちょっと離れてよく見えなくなっても、ライトが光っていれば居場所がわかるという利点もあります。
点灯時の状態比較
6年前ぐらいのモデルですが、我が家で使っているブラックダイヤモンドのギズモというヘッドライトを点灯した時の状態をご覧ください。
明るさは35ルーメンです。
消灯状態です。
ほとんど何も見えませんね。
点灯してみました。
目の前のものが認識できるようになりました。
家の前の河原にうっそうと茂る草が写っています。
対象物までは3〜4mぐらいの距離ですかね。
肉眼だともうちょっとハッキリと違いがあるんですが、iPhone6だとこれが限界です。(^^;;
(画面の照度が暗いと違いがわからないかもしれません、、)
おすすめのヘッドライト
主に気にするところとしては、明るさ、点灯時間、使う電池の種類と個数ぐらいでいいんじゃないでしょうか。
さらに気にするなら防水性能もチェックしておくといいかもしれませんね。
ランニングなどアクティブな用途の場合は、より広い範囲を照らす必要があるため明るいものがおすすめですが、通常のキャンプであれば50ルーメンもあれば事足りると思います。
モンベル
単三電池1本で使える汎用性の高さが特徴です。
Highモードで45ルーメン、27h点灯です。
このぐらいあれば、キャンプでの使用には特に不足はありません。
カラー展開は全5色なのでお好みに合わせて選べます。
ロゴス
明るさは52ルーメンで7h点灯します。
単四電池を3本使用です。
ハローキティコラボバージョンもあります。
ロゴスはキャラクターコラボギアが多いですね。
コールマン
Highモードで80ルーメン、6h点灯します。
単四電池を2本使用です。
スポット的でなく、明るく全体を照らします。
点灯時間が短いので予備の電池を持っておいた方が良いと思います。
スノーピーク
110ルーメンで45h点灯とハイスペックなヘッドライトです。
単四電池を2本使用します。
上下の頭の動きに合わせて照らす場所が自動的に調節される機能が付いています。
ユーコ
キャンドルランタンで有名なユーコ(UCO)のヘッドライトです。
デザインがおしゃれですね。
100ルーメンで6hの点灯です。
ブラックダイヤモンド
本格的な登山メーカーのヘッドライトです。
ハイスペックなものもありますが、キャンプ向けのリーズナブルなものを挙げています。
最大照度は200ルーメンで、点灯時間は30hです。
単四電池3本使用。
ペツル
フランスの登山具メーカーです。
最大照度150ルーメンの明るさで60hと長時間点灯します。
単四電池を3本使用です。
同時に何個か使うシチュエーションもあるのでいくつか持っておいた方が困らないと思います。
ひとつだと子供が取り合いになりますし。。
ではまた。
Have a good camp.
コメント